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ふたりして 五行歌集
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ふたりして 五行歌集

倉本美穂子(著者)

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ふたりして 五行歌集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 市井社
発売年月日 2018/04/08
JAN 9784882081555

ふたりして

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商品レビュー

5

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2018/04/07

広島在住の五行歌の会同人、倉本美穂子さん初めての五行歌集。 倉本さんの柔らかい感性が、すっと心に入ってくる。 家族の絆、闘病、慟哭が涙を誘う。 離れていった手と、新たにつないでくれる手と。 温かさに包まれる一冊。 ↓装丁メイキングストーリーはこちら http://shiduku...

広島在住の五行歌の会同人、倉本美穂子さん初めての五行歌集。 倉本さんの柔らかい感性が、すっと心に入ってくる。 家族の絆、闘病、慟哭が涙を誘う。 離れていった手と、新たにつないでくれる手と。 温かさに包まれる一冊。 ↓装丁メイキングストーリーはこちら http://shiduku.cocolog-nifty.com/heart/2018/03/post-7b6c.html

Posted by ブクログ

2018/03/29

一見なんでもないような歌が涙を誘う。 義父母、両親、夫、子、孫と続いていく家族の絆の強さ。 大切な人を亡くす悲しみとその後を支える息子たちとの日々。感動の一冊! 倉本さんの歌集の原稿を初めて読んだとき、いままでにない経験をした。とくに強い感情があるのでもない一の章「三月の雪」...

一見なんでもないような歌が涙を誘う。 義父母、両親、夫、子、孫と続いていく家族の絆の強さ。 大切な人を亡くす悲しみとその後を支える息子たちとの日々。感動の一冊! 倉本さんの歌集の原稿を初めて読んだとき、いままでにない経験をした。とくに強い感情があるのでもない一の章「三月の雪」から、何かの兆しのように涙が湧いてきて、読み上げるまでずっと泣き続けたことである。「命はんぶん」の章で、人目をはばかるほど咽び泣きした。 (中略) 登場人物がよく書けていて、真実そのものといっていいドラマが書けている。彼女は自然体の歌を書きながら、大きな仕事をしていたのだと思う。 歌は短いが、その瞬間の命を表わす、ときに短い歌が長い年月を表わすこともある。 これに対し、歌集は長編小説に当たる、うたびとは自身の気持ちを瞬間瞬間表わしながら、その一生で長い物語を書くのだと、私は言っている。 この歌集は、それを説明するのにぴったりのものとなった。 この物語は、永遠に続く愛の物語であろう (五行歌の会主宰 草壁焔太跋文より) ふくよかな胸へ 懐紙を すっと忍ばせたよう かさなる稜線に 三月の雪 キューピットの矢が わずかに 外れて 今 あなたといる 不思議 夫が余命を 告げられた歳になって つくづく思う 穏やかに過ごしてくれたのは 周りの人への夫なりの愛だったと ↓市井社紹介ページはこちら http://5gyohka.com/shiseisha/2018kuramoto.html

Posted by ブクログ

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