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教誨師 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2018/04/13 |
| JAN | 9784062938679 |
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教誨師
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商品レビュー
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教誨師・渡邉普相の生涯を、事実をもとに描いた作品。 そこに美談が語られているわけではない。「教誨とは何か」「教誨師はどうあるべきか」という問いに、生涯を通して苦悩しながら向き合った一人の人間の姿が描かれている。 死刑囚は許されざる罪を犯した者であり、死刑制度があるこの国では、そ...
教誨師・渡邉普相の生涯を、事実をもとに描いた作品。 そこに美談が語られているわけではない。「教誨とは何か」「教誨師はどうあるべきか」という問いに、生涯を通して苦悩しながら向き合った一人の人間の姿が描かれている。 死刑囚は許されざる罪を犯した者であり、死刑制度があるこの国では、その刑を受けなければならない。それでも、彼らが一人の人間であることに変わりはない。 罪を悔い、自らの人生を見つめ直し、最後をどう迎えるか。死刑囚にもその時間を生きる権利はあるのだと、本書を読んで強く感じた。 そして教誨師に必要なのは、「救ってあげる」ことではなく、相手を一人の人間として認め、対等に向き合うことなのだと思う。 渡邉氏は、ある時から自分には死刑囚を救うことなどできないと苦悩するようになる。そんな彼が自身のアルコール依存症を死刑囚たちに打ち明けたことで、彼らとの間に少しずつ信頼が生まれていく。弱さを抱えた一人の人間として自分をさらけ出したからこそ、彼らもまた渡邉氏を対等な人間として受け入れたのかもしれない。 「死を突きつけられた人間に対して、他者がそう簡単に『救い』など与えられるものではない」。 この言葉が、とても印象に残った。 死刑囚たちは被害者やその家族に深い苦しみを与えた加害者である。一方で、彼ら自身もまた、幼少期に不遇な環境で育ち、十分な愛情を受けられなかったなど、人生の早い段階で「被害者」となっていた場合がある。 彼らの犯した罪が許されるわけではない。それでも、罪を犯してしまうところまで人を追い詰められることを、もっと早い段階で食い止められる社会であってほしいと思った。 死刑制度の是非について、答えはまだ分からない。ただ、この本を読んで、罪を犯した人間をその罪だけで見てはいけないのだと感じた。
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あらすじを読んだだけで気が引き締まった。教誨師という仕事について知るだけでなく、死刑判決が出た後の死刑囚について、自分があまりにも無知だったことを痛感。書かれた内容は現在の制度とは違う箇所もあるとは思うが、死刑制度が今も残る日本に住む身として、読んでおいた方が良い一冊。
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なかなか重い話で、ノンフィクション 死刑囚と面会する、教誨師で作者が元、全国教誨師連盟理事長に取材を基本に、拘置所の職員等にも話を聞き書かれた本だそうだ。 読み始めて分かったが、取材した教誨師は浄土真宗の住職で、出身は自分の住む広島県で原爆の被爆者でもあったし、自分の親世代の人...
なかなか重い話で、ノンフィクション 死刑囚と面会する、教誨師で作者が元、全国教誨師連盟理事長に取材を基本に、拘置所の職員等にも話を聞き書かれた本だそうだ。 読み始めて分かったが、取材した教誨師は浄土真宗の住職で、出身は自分の住む広島県で原爆の被爆者でもあったし、自分の親世代の人で、臨場感が強かった。 元々広島県の田舎のお寺の次男坊が東京に婿養子に行ったらしいが、そんなことも知らずに手にした本に縁を感じてしまった。 内容的にはいっぱい考えさせられることが多かった
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