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黒後家蜘蛛の会 新版(1) 創元推理文庫
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黒後家蜘蛛の会 新版(1) 創元推理文庫

アイザック・アシモフ(著者), 池央耿(訳者)

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黒後家蜘蛛の会 新版(1) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2018/04/12
JAN 9784488167097

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黒後家蜘蛛の会 新版(1)

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商品レビュー

3.7

38件のお客様レビュー

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2026/01/31

 SFの大御所、アイザック・アシモフがミステリを書いていたということを、私は寡聞にして知らなかった。旧Twitterで呟きを見かけて、短編集だと知り興味を持って手に取った。  舞台設定が面白い。女人禁制の会合で最初は雑談をする場だったのに、次第に謎解きをするようになっていく。  ...

 SFの大御所、アイザック・アシモフがミステリを書いていたということを、私は寡聞にして知らなかった。旧Twitterで呟きを見かけて、短編集だと知り興味を持って手に取った。  舞台設定が面白い。女人禁制の会合で最初は雑談をする場だったのに、次第に謎解きをするようになっていく。  一冊に12作という数が収録されていて、ひとつひとつの話が実にコンパクトではある。しかし、それぞれが大変読み応えがあり、とても面白い。登場人物にそれぞれクセがあるのも面白い。表紙のデザインはその重要な登場人物をモチーフにしているのだとすぐにわかる。内容としては安楽椅子探偵モノを雑学で彩った感じで、アシモフの教養の広さがすごいなあと感心してしまう。中には『えっそれってアリなの?』という、やや反則的に感じるものもあるけれども、全体を通してみても面白い。特に第一作は、おもいっきり唸ってしまった。 アシモフといえば、大分昔に彼が書いた『化学の歴史』という本を持っているのだが、長いこと積ん読していた。良い機会だから、読み進めていくのも悪くないかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/11/12

やっと読めました、『黒後家蜘蛛の会』! これは是非、続巻以降も読んでいきたいと思います(^^)/ そもそも、「黒後家蜘蛛」というなんだか恐ろしげなタイトルはなんぞや?と疑問だったのですが、クロゴケグモというのはアメリカに生息する毒蜘蛛だそうな。 画像検索してみましたが、黒い体に...

やっと読めました、『黒後家蜘蛛の会』! これは是非、続巻以降も読んでいきたいと思います(^^)/ そもそも、「黒後家蜘蛛」というなんだか恐ろしげなタイトルはなんぞや?と疑問だったのですが、クロゴケグモというのはアメリカに生息する毒蜘蛛だそうな。 画像検索してみましたが、黒い体に赤い斑点があり、交尾の後雄は雌に食べられてしまうんだとか……。 社会的地位のある6人の紳士が毎月集まり、女人禁制の場で素敵な食事とお酒と給仕を堪能する会としては、ぴったりなネーミングですよね。 展開はいってしまえばワンパターンなのに、むしろ落語のオチのような、安心感のある本書。 いずれも読み応え十分な12編が収められているのですが、印象に残ったのは「ブロードウェーの子守歌」でしょうか。 ここで話題になるのはなんと、集合住宅の騒音トラブル。 マンションに住む人であれば誰でも、上下左右斜め一体どこから聞こえてくるのかわからない音に悩まされた経験はあるはず。私はあります。 そうした点で共感しやすいお話でしたし、アイザック・アシモフ自身もまさに騒音トラブルがきっかけでこちらを執筆したそうで、一気に親近感を覚えました。いつものレストランと違い、個人のお宅での会食も打ち解けた雰囲気で楽しかった(⁠*⁠´⁠∀`⁠*⁠) また、思わず笑ってしまったのが「実を言えば」。 途中で気付いた読者の方もいらっしゃるかと思いますが、私はあのヘンリーの台詞に思いっきり力が抜けてしまいました。笑 収録作のほとんどがコージーミステリな中、異彩を放つ「日曜の朝早く」もスパイスとなっていて良かったですねぇ……。ヘンリーの誠実さと優しさが身に染みました。 そうそう、この『黒後家蜘蛛の会』の何が魅力的って、アシモフ自身のコメントがたくさんあること!(平成の少女マンガのコミックスにあった柱コメント、あれが大好きだったんです) まず、「まえがき」の 「最近のミステリは酒に浸した上にたっぷりと麻薬を注ぎ込み、セックスで味つけをしてサディズムで焼き上げてある」 「一方、私の理想とするところはエルキュール・ポワロとあの小さな灰色の脳細胞なのだ」 の時点でそれはもうアシモフと固い握手を交わしたくなりましたね……!そうなの、現代ミステリってそんなのばっかり!!! 各話ごとに執筆の裏話などが明かされるのも興味深いですし、何よりコメントから滲み出るユーモアとミステリ愛に惚れ惚れしてしまいました。質問がたくさん来るからあらかじめそれに答えるスタイル、面白すぎる。 最初こそ〈ブラック・ウィドワーズ〉の面々がなかなか覚えられず、何度も人物紹介を行ったり来たりしたものですが、それぞれの個性が掴めてからは一気に愛着が湧きました。 各々特徴的だと思うのですが、なぜ映像化してないんですか……?毛色の違うイケオジ6名+ゲスト+完璧な給仕のヘンリーなんて、絶対画面映えするだろうになぁ。 なんとも嬉しいことにアシモフ自身〈ブラック・ウィドワーズ〉を気に入って、このあとも第5巻まで刊行されています。 異なる分野の叡智と鮮やかな解決と。知の巨人、アイザック・アシモフの著した極上のミステリを、今後もじっくり楽しんでいきたいと思います!

Posted by ブクログ

2025/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

月一回の晩餐会、そこで話される不思議な謎。会員たちの推理が煮詰まった頃に真相を言い当てる給仕のヘンリー。安楽椅子探偵の短編集。 アイザック・アシモフって名前はすごく有名でミステリのイメージが無かったけど面白かった。 話の流れはほぼテンプレ化というか様式美というか同じだけど飽きない。 真相も単純に考えれば分かるものもあれば知識が必要だったりと色々パターンあり。 明白な要素、面白かった。こういう角度からの話も良い。 とりあえずシリーズは続けて読んでみようかな。

Posted by ブクログ