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戦国武将の精神分析 宝島社新書
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戦国武将の精神分析 宝島社新書

本郷和人(著者), 中野信子(著者)

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戦国武将の精神分析 宝島社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2018/04/09
JAN 9784800278173

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戦国武将の精神分析

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商品レビュー

3.9

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2024/11/04

期待を持って予約しただけのものはあった。 めちゃ面白い。 今はやりのっていうか【切り口を新たに求めて思考】を存分に事例ともども味わえる。 対談形式という事もあり、肩に力を入れないざっくばらんな会話なので、休日、アッという間に2時間未満で読める。 戦国時代は世界的にも「中世、暗黒...

期待を持って予約しただけのものはあった。 めちゃ面白い。 今はやりのっていうか【切り口を新たに求めて思考】を存分に事例ともども味わえる。 対談形式という事もあり、肩に力を入れないざっくばらんな会話なので、休日、アッという間に2時間未満で読める。 戦国時代は世界的にも「中世、暗黒時代」思考形式が脱皮していった時間。 ダークをもてはやされたり、非人間性を英雄視されたり、政治芸術科学・・あらゆるジャンルでるつぼだったと思う。よってこんな島国でもおかしな奴はいた・・現代にあることは戦国期にもあるってな具合。 良くも悪くも作家先生が想像を膨らませ、ロマンの名のもとに国中広く「作り上げた虚像」に拠ってきたことは否めない・・司馬遼、吉川、海音寺、船橋、子母澤、あまたの作家たち。平成、令和になって新たな資料が見つかり解釈に誤謬が・・てな時間が来ているのは嬉しい。 中野先生の切り口はいつもながら合理的、異論はあるはずだろうが私は好き。サイコ、ソシオパス、妄想性パラノイア、コーシャスシフト、セロトニントランスポーター・・なんて聞くだけでも楽しく読めた。

Posted by ブクログ

2024/10/04

日本史と脳科学、気鋭の研究者のお二方によるコラボ、なかなかに刺激的でした!恐らく歴史好きからも心理学好きからも、両方の側から興味深く読めるのでは。 特に印象に残ったのが、2章の「サイコパスの疑いあり」。明日の我が身もわからない苛烈な戦国時代を勝ち残るのは、相当秀でている、という...

日本史と脳科学、気鋭の研究者のお二方によるコラボ、なかなかに刺激的でした!恐らく歴史好きからも心理学好きからも、両方の側から興味深く読めるのでは。 特に印象に残ったのが、2章の「サイコパスの疑いあり」。明日の我が身もわからない苛烈な戦国時代を勝ち残るのは、相当秀でている、というより何処か常人とは違う「危ない奴」なのだろう。 サイコパスとソシオパス、同じ反社会的パーソナリティ障害でも、先天的と後天的なもの。違いはどこにあるか。武田信玄はサイコパスの疑い極めて強い。織田信長はほぼ真っ黒なサイコパス。信長に反旗を翻した荒木村重と松永久秀は、自己評価の高いソシオパス。ソシオパスには独特の審美眼・美意識があるが、サイコパスには感じられない。サイコパスを動かすものは利害関係・損得勘定のみ、人に対する共感性が無い。。。ゲームをやっている感覚で戦場に立つ。 ここまで書いていて、中野先生のご指摘に寒気がしてきた。ちなみに村重も久秀も、同時代では著名な茶人であった。 そう考えると、信玄の人心掌握術を語る言葉として名高い「人は城 人は石垣 人は堀」という句。全く違う意味に取れて来て、信玄は無意識に本音(?)を曝け出していたのではと。。また寒気がしてきた。 やはり戦国時代は恐ろしい。

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2023/09/10

異なる学問の融合は時に奇跡を呼ぶ。日本史上の人物を脳科学の視点で解釈するとどうなるか。本郷和人、中野信子。大御所二人のコラボが産んだ奇跡の一冊。 なぜかセブンイレブンの店頭に多く並んでいるのでついつい手に取った一冊。 戦国武将を脳科学から解釈するとどうなるか。これが面白い。今ま...

異なる学問の融合は時に奇跡を呼ぶ。日本史上の人物を脳科学の視点で解釈するとどうなるか。本郷和人、中野信子。大御所二人のコラボが産んだ奇跡の一冊。 なぜかセブンイレブンの店頭に多く並んでいるのでついつい手に取った一冊。 戦国武将を脳科学から解釈するとどうなるか。これが面白い。今まで時に不合理、残虐だった武将の行為なんかがある意味合理的に説明されていく。 歴史学には動機は推測でしかなく事実のみしかないかもしれない。全く異なる学問の視点はきっと歴史学の発展に大いに貢献することだろう。 気軽に読んでしまうのが申し訳なかったぐらい楽しくあっさり読めた一冊でした。

Posted by ブクログ