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逆説の日本史(21) 幕末年代史編Ⅳ 高杉晋作と維新回天の謎 小学館文庫
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逆説の日本史(21) 幕末年代史編Ⅳ 高杉晋作と維新回天の謎 小学館文庫

井沢元彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/05/08
JAN 9784094065138

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 幕末
  • 激動の歴史
  • 高杉晋作の謎
  • 明治維新の真実
  • 薩長同盟の秘策
  • 井沢史観の切れ味
  • 歴史的教訓の再考
  • 開国から維新への道
  • 朱子学と近代化の影響
  • 官軍と幕府の戦略

幕末の激動の時代を詳細に描いた本書は、開国から明治維新に至るまでの歴史的背景を深く掘り下げています。特に、圧倒的な兵力を持ちながら敗北した幕府軍の状況や、長州軍の勝利の要因についての考察が興味深く、歴史の教訓が浮かび上がります。また、朱子学の影響が近代化の妨げとなり、徳川慶喜の生き残り戦略が持つ意義についても考察されており、歴史の複雑さが際立っています。著者の鋭い視点とミステリ作家としての叙述力で、幕末の謎を解き明かしながら、次の時代への布石を示唆する内容が魅力的です。全体として、歴史を新たな視点から再考させる一冊となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/02

最初にまとまってますが、朱子学の毒を明確に述べています。 開国し、富国強兵しなければ未来はない。 だが、開国はしない、祖法だから。 商業は振興しない、商業は卑しいから。 外国の技術は入れない、日本は優れているから。 優秀な人物でも採用しない、身分があるから。 と、近代化の真逆をい...

最初にまとまってますが、朱子学の毒を明確に述べています。 開国し、富国強兵しなければ未来はない。 だが、開国はしない、祖法だから。 商業は振興しない、商業は卑しいから。 外国の技術は入れない、日本は優れているから。 優秀な人物でも採用しない、身分があるから。 と、近代化の真逆をいくのが朱子学。そこにコトダマ。最悪や。 後半、徳川慶喜がひどすぎる。でもあの詰んだ状態から生き残ったのはすごい。0.01%ぐらいの確率をひく選択の正しさと運。そのせいで、多くの人が犠牲になるわけだが、慶喜の生き残り方はすごい。天才。勝に一任できたのも天才。

Posted by ブクログ

2026/01/23

 幕末に入ってからもう5巻目であり、1年毎に100ページ前後のボリュームを使って描かれている。それだけこの時代には書くべきことが多いのだ。特にわからないのが、幕府軍は長州軍に比べて兵力が10倍以上あったにもかかわらず、負けてしまったことだ。紀伊の井伊藩は、戦国最強といわれた武田の...

 幕末に入ってからもう5巻目であり、1年毎に100ページ前後のボリュームを使って描かれている。それだけこの時代には書くべきことが多いのだ。特にわからないのが、幕府軍は長州軍に比べて兵力が10倍以上あったにもかかわらず、負けてしまったことだ。紀伊の井伊藩は、戦国最強といわれた武田の遺臣を多く抱え赤揃えという強兵のシンボルでもあった武具で揃えた最強軍団だった。それが赤子の手をひねるように、ゴミ拾いのような格好をした長州軍にやられてしまうのだが、それも無理もない話なのだ。 なにしろ、武士たるもの鉄砲のような飛び道具を使うべきではなく、槍や刀で堂々と勝負するのが、本来なのだと思っているのだから勝てるわけがないのだ。300年前は最強でも、さすがに300年も同じスタイルであったら、最弱となるのだ。 圧倒的に少ない兵力で勝利した長州軍団は、明治維新後の陸軍にその精神が引き継がれるのだが、圧倒的に不利な状況でも精神力で勝てるのだ、天皇陛下を推し立てれば勝てるのだという成功体験が無謀な米英との戦争に向かわせることになるのだ。武田信玄が言ったように、戦いは勝ちすぎては驕りを招くので良くないというのは、歴史の教訓なのだと思う。

Posted by ブクログ

2021/06/03

この巻で幕末編は締めくくりとなり、次巻からは明治時代に入っていきます。薩長連合と第二次長州征伐、大政奉還、戊辰戦争などの経緯が、ていねいに解説されています。 さらに、長州藩のエキセントリックな気質が、近代日本の命運を狂わせる遠因になったということが語られて、今後の歴史の動きにつ...

この巻で幕末編は締めくくりとなり、次巻からは明治時代に入っていきます。薩長連合と第二次長州征伐、大政奉還、戊辰戦争などの経緯が、ていねいに解説されています。 さらに、長州藩のエキセントリックな気質が、近代日本の命運を狂わせる遠因になったということが語られて、今後の歴史の動きについての著者の考えが示唆されています。 ミステリ作家らしい叙述の運びで、幕末におけるさまざまな謎に読者をみちびき入れていく手腕はみごとです。もっとも、孝明天皇暗殺説についての「謎解き」は正直なところ拍子抜けでしたが、全体を通しておもしろく読むことができました。

Posted by ブクログ

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