商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2018/05/08 |
| JAN | 9784094065138 |
- 書籍
- 文庫
逆説の日本史(21)
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逆説の日本史(21)
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
幕末に入ってからもう5巻目であり、1年毎に100ページ前後のボリュームを使って描かれている。それだけこの時代には書くべきことが多いのだ。特にわからないのが、幕府軍は長州軍に比べて兵力が10倍以上あったにもかかわらず、負けてしまったことだ。紀伊の井伊藩は、戦国最強といわれた武田の...
幕末に入ってからもう5巻目であり、1年毎に100ページ前後のボリュームを使って描かれている。それだけこの時代には書くべきことが多いのだ。特にわからないのが、幕府軍は長州軍に比べて兵力が10倍以上あったにもかかわらず、負けてしまったことだ。紀伊の井伊藩は、戦国最強といわれた武田の遺臣を多く抱え赤揃えという強兵のシンボルでもあった武具で揃えた最強軍団だった。それが赤子の手をひねるように、ゴミ拾いのような格好をした長州軍にやられてしまうのだが、それも無理もない話なのだ。 なにしろ、武士たるもの鉄砲のような飛び道具を使うべきではなく、槍や刀で堂々と勝負するのが、本来なのだと思っているのだから勝てるわけがないのだ。300年前は最強でも、さすがに300年も同じスタイルであったら、最弱となるのだ。 圧倒的に少ない兵力で勝利した長州軍団は、明治維新後の陸軍にその精神が引き継がれるのだが、圧倒的に不利な状況でも精神力で勝てるのだ、天皇陛下を推し立てれば勝てるのだという成功体験が無謀な米英との戦争に向かわせることになるのだ。武田信玄が言ったように、戦いは勝ちすぎては驕りを招くので良くないというのは、歴史の教訓なのだと思う。
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この巻で幕末編は締めくくりとなり、次巻からは明治時代に入っていきます。薩長連合と第二次長州征伐、大政奉還、戊辰戦争などの経緯が、ていねいに解説されています。 さらに、長州藩のエキセントリックな気質が、近代日本の命運を狂わせる遠因になったということが語られて、今後の歴史の動きにつ...
この巻で幕末編は締めくくりとなり、次巻からは明治時代に入っていきます。薩長連合と第二次長州征伐、大政奉還、戊辰戦争などの経緯が、ていねいに解説されています。 さらに、長州藩のエキセントリックな気質が、近代日本の命運を狂わせる遠因になったということが語られて、今後の歴史の動きについての著者の考えが示唆されています。 ミステリ作家らしい叙述の運びで、幕末におけるさまざまな謎に読者をみちびき入れていく手腕はみごとです。もっとも、孝明天皇暗殺説についての「謎解き」は正直なところ拍子抜けでしたが、全体を通しておもしろく読むことができました。
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幕末編ということで読んでみた。高杉晋作の天才ぶりを確認できたのと、日本の天皇制および錦の御旗の強さ、を改めて感じたりした。既存の見方から大幅に「逆説」という部分は少なかったけど、新しい切り口で語られた部分も多く、幕末の綱渡りの動きを改めて読めて楽しかった。
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