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そして夜は甦る ハヤカワ・ミステリ
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そして夜は甦る ハヤカワ・ミステリ

原尞(著者)

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そして夜は甦る ハヤカワ・ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2018/04/04
JAN 9784150019303

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商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2024/01/21

私がハードボイルドに夢中になるきっかけとなった作家がこの御方。そのデビュー作をハヤカワ・ポケットミステリ版で再読。一行目から否応なしに読み手を作品世界へと引き込む硬質な文体、エスプリを効かせながら腹を探り合う会話の応酬、徐々に緊迫感を増していくストーリーラインなど、読後の満足感は...

私がハードボイルドに夢中になるきっかけとなった作家がこの御方。そのデビュー作をハヤカワ・ポケットミステリ版で再読。一行目から否応なしに読み手を作品世界へと引き込む硬質な文体、エスプリを効かせながら腹を探り合う会話の応酬、徐々に緊迫感を増していくストーリーラインなど、読後の満足感は初読時以上。こねくり回したプロットや人間関係は本家のチャンドラー以上に錯綜しており、気負い過ぎの印象は否めないが、この作風はやはり唯一無二。もう二度と澤崎に会えないのが只々残念だ。原先生、どうぞ安らかにお眠りください。★600冊目

Posted by ブクログ

2023/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

JRは国鉄で、東京都庁1号館はは丸の内にある8階建ての時代の話。 主人公は隙あらば煙草を吸い、ナビなんてないから土地勘があるかないかが大きな分かれ目。 スマホどころか携帯もポケベルもないから、留守番電話サービスっていうところに登録して、伝言があるかないかを一日に何度も確認する探偵。 スマホさえあれば、最後の大事件は防げたね。 さて、巷でよく聞く、「翻訳物は人物の名前が覚えられないから難しい」というやつ、これを読んでわかる気がしました。 登場人物は99%日本人ですが、関係者の中に○○の弟ってのが多すぎる! しかも名字が違う…。 何度も登場人物表を見直しては、その関係を確認しました。 事件の依頼としては、「ルポ・ライターの佐伯の居場所を教えろ」という、身に覚えのない問いを同じ一日のうちに2回聞いたことから、佐伯の行方を捜すものだったはずが、あれよあれよという間に大きな事件に。 展開が早いのに流れが自然だから、気がつくと「なぜこんなことに?」となって、また戻って読みなおす。 デビュー作とは思えない手練れ。 基本ハードボイルドなので、もちろん突っ込みどころもあるのですが、読後の満足感は久々のもの。 探偵の澤崎よりも、最後の最後でキーパーソンの方がハードボイルドでしたね。 *ハードボイルドってやせ我慢の自己満足だと思っています ところで今の読者はきっと理解できないと思うのですが、結婚前に妊娠してしまうこと。 今だったら「授かり婚」などと前向きに受け止められることも、当時は「できちゃった婚」なんて、世間に顔向けできないはずかしいこと、と親に罵られることも多かったのです。 そして、本人がそう思ってしまうことも。 お互いに愛していたから本当のことを話せずにいるうちに、どこかにひずみができてしまったのでしょうね。 本当だったら離婚する必要のない二人が、巻き込まれた結果とはいえそうなってしまったのは残念な気がします。 「逃げるな!」と男の方(ほう)には言いたい。

Posted by ブクログ

2022/06/23

ハードボイルドとミステリを融合させた日本版マーロウこと澤崎シリーズの第一作。チャンドラーも認めてくれるであろうハードボイルドな会話・展開で、実に味わい深い。

Posted by ブクログ

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