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殺意
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殺意

ジム・トンプスン(著者), 田村義進(訳者)

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殺意

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文遊社
発売年月日 2018/03/30
JAN 9784892571435

殺意

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商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2018/12/30

閉鎖的な地方の町を舞台に、語り手が次々変わる。 自分は好きなのよねー。平日の午後2時位の時間が止まってる感じ。もうちょっと早いと昼、遅いと夕飯を理由に「忙しいから」と言い訳を使えて、気が乗らない事柄から逃げられる。 人口が少なく人の出入りがなく仕事も限られている。その土地に足...

閉鎖的な地方の町を舞台に、語り手が次々変わる。 自分は好きなのよねー。平日の午後2時位の時間が止まってる感じ。もうちょっと早いと昼、遅いと夕飯を理由に「忙しいから」と言い訳を使えて、気が乗らない事柄から逃げられる。 人口が少なく人の出入りがなく仕事も限られている。その土地に足をつけると言うより、地面から根っ子が飛び出して絡まりつき、住民の足枷のように支配してるようだ。こう、なんだね、知り合いんちの家屋に入って、とりあえず水一杯氷入りで飲まして、と訴えたくなるような町の閉塞感が息苦しくて素晴らしい。

Posted by ブクログ

2018/11/04

生きてる間は全く評価されなかったノアール界の大物。最近まで存在を知らなかったのだけど一作読んでみたら面白かったのでまた手にとってみた。これはかなり後期の作品らしくちょっと小慣れてる感があって粗削りの魅力は薄いけれど楽しい作品だった。海辺の街が舞台。ゴシップ好きで街の鼻つまみ者の女...

生きてる間は全く評価されなかったノアール界の大物。最近まで存在を知らなかったのだけど一作読んでみたら面白かったのでまた手にとってみた。これはかなり後期の作品らしくちょっと小慣れてる感があって粗削りの魅力は薄いけれど楽しい作品だった。海辺の街が舞台。ゴシップ好きで街の鼻つまみ者の女を巡る話。街には夫も含めてこの女を殺したいと思っている者だらけ。検察官や顧問弁護士までが殺意を持っているという状態。最後に殺されるわけだけど果たして殺意を持ってる人間のうち誰が、というフーダニット。個々の登場人物の独白の連続で語られていくストーリーが斬新で戦前の作品とは思えない。死ぬ間際に「俺は約10年後に有名になるから原稿は取っておけ」と言い遺したというエピソードもかっこいいこの作家。他の作品もポツポツ読んでいきたいと思います。

Posted by ブクログ