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小屋を燃す
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2018/03/29 |
JAN | 9784163908199 |
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小屋を燃す
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1分間の最大心拍数は220から年齢を引いた数値。脳の血流を増やすには、少なくともその60%以上の運動強度が必要になる。いくつになっても運動が脳を丈夫にする。著者は、からだを鍛えるためではなく、脳の血流を増やすために歩く。まず間違いないのは、不機嫌そうな人はたいてい歩いていない。よく歩いている人は、動作は機敏、口調は軽い。南木佳士「小屋を燃やす」、2018.3発行、読み応えのあるエッセイ(私小説?)4話です。畔を歩く、小屋を造る、四股を踏む、小屋を燃やす。
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信州の病院で定年を迎えた医者は、病気の社宅を出て小さな家にすみはじめていた。そこで知り合う同年代の地元の男たち。医者のくせに何も知らないと笑われながら、共に酒を酌み交わす小屋を建てる。釣りに行く。そんな生活と自身の老いや病を描く連作。最後はともに建てた小屋を、自ら壊し廃材を燃やし...
信州の病院で定年を迎えた医者は、病気の社宅を出て小さな家にすみはじめていた。そこで知り合う同年代の地元の男たち。医者のくせに何も知らないと笑われながら、共に酒を酌み交わす小屋を建てる。釣りに行く。そんな生活と自身の老いや病を描く連作。最後はともに建てた小屋を、自ら壊し廃材を燃やし、その火を囲んで又酒を呑む。 老年に向かう自身と仲間たちを静かに書く。しみじみと良い仲間たちだと感じさせられた。
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内容より) 思い起こされる幼年時代、患者の最期を看取る医療と作家業の両立の無理からの発病…その日その日を生きのびるために、畔を歩き、四股を踏む。たぶん、答えはあらかじめからだのなかに用意されていたのだろう。南木物語の終章。信州の総合病院を定年退職した。同時代の男たちとイワナをつか...
内容より) 思い起こされる幼年時代、患者の最期を看取る医療と作家業の両立の無理からの発病…その日その日を生きのびるために、畔を歩き、四股を踏む。たぶん、答えはあらかじめからだのなかに用意されていたのだろう。南木物語の終章。信州の総合病院を定年退職した。同時代の男たちとイワナをつかみ獲り、小屋を造って集い、語り、そして燃す。生死のあわいをおだやかに見つめる連作短篇集―医師として生死を誠実に見守りつづけた著者にしか描きえぬ、幽明境を異にした者たちとの饗宴。充実の最新作品集
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