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砂の王宮 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2018/03/20 |
JAN | 9784087457117 |
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砂の王宮
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商品レビュー
4.3
15件のお客様レビュー
ダイエーの話? 金を儲けるためには新しい事をする。 需要を見つけ出し、それを供給する。 当たり前だけど難しい事だよな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ダイエーの創業者・中内功を彷彿とさせる経営者塙太吉を主人公とした物語。 前半は彼の成功ストーリー、後半は現代に飛びミステリ匂いをさせたエンタメ小説の構成。前半はビジネスマンとしては非常に興味深かった。まるで経営の教本のような展開。その中で相棒の失策や乗っ取り屋の陰謀に巻き込まれていき絶対絶命のピンチに…。そのピークで第2章、急に現代になり語り手も別人に変わるため少し拍子抜けしたが、そこから現代の経営者が抱えるスーパーの経営課題や一族経営企業の相続問題が入り混じり繋がっていく。タイトルの「砂の王宮」、塙が作り上げた帝国が代替わりですぐに脆く崩れることを表現したものであるが、一方で婚外子で敵として現れた瀬島が血を引き継ぎ別の砂の王宮を築いていくかもしれないという示唆で終わるのは非常に面白く、綺麗なエンドだと思う。 前半は塙に感情移入しピンチでは悔しい思いに駆られるが、後半は商業界のドンとして少し憎たらしい存在で登場し直す。ただ前半の苦労談を知っているからこそ、表面上の正義を語る瀬島よりも塙に肩入れしてしまう。一方で瀬島の語る理論はどれも理想や競争の世界では通用しない考えでありイライラさせられるが、最後はその理想を形にするべくビジネスとして行動する。登場当初から良い奴であるが行動は間違っているのではと思わせるも最後に応援したくなる人物として描き終えるのも非常に良い。この2人の人物描写が上手く憎い。
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最初から最後まで面白かったです。 塙太吉、フカシンなど、登場人物も個性的でキャラが立っていましたし、単なるスーパーマーケットの始まりの話にとどまらず、高級ナイトクラブ「ハバナ」がらみのお話など、飽きることなく楽しめました。
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