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4ミリ同盟 福音館創作童話
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2018/03/10 |
JAN | 9784834083958 |
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4ミリ同盟
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
2024.11.9市立図書館 本棚をぶらぶらしていて、高楼方子さんの本が並んでいるところにきた。この季節なら「11月の扉」を読み返したいけれど、あいにくその余裕はない。⋯と、すぐそばにもっとコンパクトな本があり、1ページ目に目を通すと、ふしぎな展開に続きが気になりひきこまれたので...
2024.11.9市立図書館 本棚をぶらぶらしていて、高楼方子さんの本が並んでいるところにきた。この季節なら「11月の扉」を読み返したいけれど、あいにくその余裕はない。⋯と、すぐそばにもっとコンパクトな本があり、1ページ目に目を通すと、ふしぎな展開に続きが気になりひきこまれたので、借りることにした。 大人ならちょっとの時間で読み終えられる中編で、謎は謎のままだけれど、とてもおもしろく読めた。ちょっとぼんやりした勤め人ポイット氏、ふつうの主婦エビータさん、老いた画家バンボーロさん、それに本の虫らしいおばあさんコロリータさんという四人の中高年にはとある共通項があり(「4ミリ」の意味は読んでのお楽しみ)、それは「(ある島にいかなければ手に入らない)<フラココノ実>を一度も食べたことがないから」らしいのだが… それを経験することで得られる「なにか」も失われる「なにか」も物語を通してあきらかにはされず、そこにさまざまな想像の余地がある物語。読む年代によっても、想像する答えは変わりそう。 四人のこれまでも今回のことにあたっての言動もそれぞれでどこか自分にも身近なものがあるなのがおもしろかった。読み終えて、裏表紙のフラココノ木に4人がぶらさがる絵が印象に残る。 こどもにもふしぎな余韻を残すと思うが、むしろ大人にとって奥行きがあっておもしろい作品かもしれない。
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中高年が登場人物のこの物語、うちの子達が読むより大人の私が読んだ方が楽しめてると思う。 ネタバレになるから書かないけど、「わかる。いるいる」「こういう所私もある」とホッコリにまにましながら読む。 楽しかった⭐︎
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高楼方子さんの作品にはまりつつあり、せっかくなので童話も読んでみました。 児童文学だけど、大人になってから読むとまた違う楽しみがあると思います。 フラココノ実を食べずに大人になった登場人物たちがとても愉快で魅力的。
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