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星野、目をつぶって。(10) マガジンKC

永椎晃平(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/03/16
JAN 9784065112441

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星野、目をつぶって。(10)

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2018/05/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

松方と加納の言葉に表しにくい歪な関係が続く第十巻は加納がメイクを辞めすっぴんにした事やその人柄で人気者になっていく描写で始まる。一生懸命にマンガを学び手伝おうとする加納の姿勢から、松方が加納を拒むのは間違いなのでは?と読者に思わせてしまう。しかし、加納へのイジメが始まり松方の啖呵が切られることで松方が何故加納を受け入れなかったのかが判り、いつかの二人の関係と逆転した構図になる構成は面白い。 凹む加納に向かって「ざまぁみろ!!!」と叫ぶ松方の言葉は嫌味でも復讐でもなく、再び加納を立ち上がらせるものである事が充分に伝わって来る。更にはいじめっ子に逆襲する松方の姿には小早川の姿がダブってしまってちょっと感動してしまった。 一方恋仲なんだけど進展のない小早川と星野の関係。なるほど、前巻ではイマイチ登場した理由が判らなかった小宮は二人の仲をかき回す為に小早川と理解し合うこと無く終わっていたのか 小宮以外だったら小早川の元々の性質や星野のメイクを手伝っている微妙な関係性を理解しているから小宮みたいにあそこまで踏み込んだ発言はしてくれないだろうね。小宮であればぼっちキャラと思われた小早川の下にあれだけの人が集まる様子を見てしまったのなら星野が小早川の足を引っ張っていると思ってしまうのも仕方ない しかし、その踏み込んだ発言は星野の本質を突いてしまう為に重大な影響を齎してしまう。星野がすっぴん晒して教室に踏み込んだシーンはキツイ…… 星野の逃走とマンガの持ち込みにより舞台を東京に移すことになった本作。弓削先生再びの登場は小早川と星野にどのような影響を与えるのだろうか?

Posted by ブクログ

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