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日本人の恋びと
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日本人の恋びと

イサベル・アジェンデ(著者), 木村裕美(訳者)

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日本人の恋びと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2018/02/19
JAN 9784309207377

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商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2021/12/30

文学ラジオ空飛び猫たち第16回紹介本。 https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/16-ekrssd ダイチ 愛、老い、人生など大きなテーマをまとめあげている作者の技量に驚かされます。作者が72歳のときに書いているので様々な経験が作中に活きて...

文学ラジオ空飛び猫たち第16回紹介本。 https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/16-ekrssd ダイチ 愛、老い、人生など大きなテーマをまとめあげている作者の技量に驚かされます。作者が72歳のときに書いているので様々な経験が作中に活きているのだと思います。老人が多く登場することもあり、それぞれの最期を考えさせられました。 現在と過去の両方の物語があるので、長いスパンで展開される物語が好きな人には絶対に向いています。《生涯の愛》がテーマになりますが、描いているのはロマンスだけでなく、様々な現実的な問題や悲劇も登場人物たちは経験しているので、そういう意味では幅のある作品だと思います。文章が読みやすいので、割とすぐに物語に浸ることができます。贅沢な読書になると思います。 ミエ 今をポジティブにさせてくれる小説。老いがテーマの一つだけど、そのときになれば、そのときの楽しみ方を描いています。この小説を読めば、未来には未来にやれることがあるから、まずは今の時代を楽しもうと思えました。時代も設定も人物も多様で複雑なのに読みやすいのも特徴的です。出だしは老人ホームが舞台で老人の話が中心ですが、それがまたおもしろい。作者の筆力がすごいです。 ジャンルとしては恋愛小説だけど、多くの人にとっての当たり前とは違うものも描いていて、生き方や価値観、それに恋愛の形が様々だと教えてくれます。ありきたりなものには満足できないという人はより楽しめると思います。

Posted by ブクログ

2021/09/01

訳者あとがきに著者72歳の作とあり驚いた。瑞々しい文章、完璧な構成、ほとばしる愛。愛という言葉はまだこそばゆいが、アルマだけでなく他の登場人物の仕草や振る舞いにも愛が満ち溢れて、あなたはどうですか?こんなにも簡単でしょう?と真っ直ぐに問われた気がします。

Posted by ブクログ

2020/05/24

サンフランシスコの資産家の出で,現在は介護施設にすむ老齢の女性アーティストと,その施設に勤める若い移民女性の介護士との交流を軸とした大河ドラマ.実は二人とも過去に大きな秘密を抱え,それが二人の現在と過去とがフラッシュバックで交互に描かれることによって,徐々に明らかにされていく. ...

サンフランシスコの資産家の出で,現在は介護施設にすむ老齢の女性アーティストと,その施設に勤める若い移民女性の介護士との交流を軸とした大河ドラマ.実は二人とも過去に大きな秘密を抱え,それが二人の現在と過去とがフラッシュバックで交互に描かれることによって,徐々に明らかにされていく. イザベル=アジャンデといえば「精霊達の家」だが,本書は奇天烈な人物の登場や奇妙な出来事が起こることもなく,王道的なラブストーリーであると言っても良い.イザベル=アジャンデも枯れた境地に達しているのか.

Posted by ブクログ