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半分生きて、半分死んでいる PHP新書1132
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2018/02/01 |
| JAN | 9784569837567 |

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半分生きて、半分死んでいる
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商品レビュー
3.4
14件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
意識の世界、言葉の世界、頭の世界は本質でもなんでもないことについて。 この世界に偏重している今日を冷静に指摘していて、 今の主流とは一線を画していてやっぱとても参考になります。 そして、簡単で短い言葉で、伝えられている。 __ときには言葉を止めて、世界に直面してみたらどうか。 言葉を決めれば、世界が決まる。そう思っているに違いない。そう思えるように、社会を作ってしまったのである。 言葉で世界は動かない。 __世界を意味で満たすことは、じつは恐ろしい社会を創り出すことなのである。 __頭の中すぐに煮詰まる。意識は煮詰まるものなのである。 __環境問題がおかしくなるのは、環境という「自分とは別」という文化を、自分なんてそもそもなかった社会にに持ち込んだのが根本だと思う。 __認識は内容ではない。行為である。もっというなら、生き方である。 __ソクラテスは本を書かなかった。書かれた言葉からは、それが発せられた具体的な状況が落ちてしまう。それを知っていたからであろう。 「*技術*が*成功する*ためには、体面*よりも現実*が*優先されなければならない*、*何故なら自然*は*騙しおおせないからだ*」物理学者リチャード・*ファインマンの言葉が引用されているところでは、私は完全にこの穴に落ちているな、と思いました。* *現場でのプロジェクトが予定通りいかないとイラっとしてしまうところがあるのですが、物理的にできていないものはできていないわけで、概念として勝手に作った時間のほうに合わせたところでどうしようもないのに、これまでの時間などの人工的な概念への依存度合いが強すぎてか、言われてもそう簡単にはがれるものではないのかな。* 単純化、シンプルにしたい!この衝動と、現実の複雑さと、どうバランスをとっていったらいいのか、まずは探りながら日々を送ります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
①死とは親しい人の死、二人称の死に決まっている。人が死を感じ、死が人を真に動かすのはその場合だけ。②意識という機能の大きな役割の一つは、「ああすればこうなる」である。情報化社会は、要すればすべてが意識化される社会。都市文化とは意識の産物。③嫌いなのは好きと同じで、向きは違うが関心は強い。
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養老さんの本を読むと、アタマがほぐれてすっきりする。 いつも刺激をくれた橋本治さんがいない現実がつらい。 これは2018年の本だけど、コロナ禍の中、 すでに世の中はあちこちで煮詰まっていたことが分かる。 白か黒かの2択、あるいはゼロか1か、 個別の現実の事例を、統計を取り平均化し...
養老さんの本を読むと、アタマがほぐれてすっきりする。 いつも刺激をくれた橋本治さんがいない現実がつらい。 これは2018年の本だけど、コロナ禍の中、 すでに世の中はあちこちで煮詰まっていたことが分かる。 白か黒かの2択、あるいはゼロか1か、 個別の現実の事例を、統計を取り平均化して、データとして扱えるくらいにまでそぎ落とす。 一般化することで楽をして、分かったような気になっても、 そこから漏れた一般化できないものはなくなるわけではなく、理解しがたいものとして残り、 ときに表に出て日常を脅かす。 人の心の暗部であったり、自然災害であったり、今のコロナもそうだ。 コントロールできないものに出会って、分かりやすさだけで組み立てた頭には対応できない。 戦争が終わり教科書に墨を塗った経験、 虫を観察し多様性に向き合い変化を見つける経験、 信じられないものと信じられるものの基準が、養老さんの本を読んでいて信頼できるところ。
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