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「最前線の映画」を読む インターナショナル新書021
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル |
| 発売年月日 | 2018/02/07 |
| JAN | 9784797680218 |
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「最前線の映画」を読む
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「最前線の映画」を読む
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商品レビュー
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748円 「ちなみにスコット監督は世界一の美術大学といわれるロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身だ。」 —『「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)』町山智浩著 「「僕は歳を取っていく、歳を取っていく I grow old... I...
748円 「ちなみにスコット監督は世界一の美術大学といわれるロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身だ。」 —『「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)』町山智浩著 「「僕は歳を取っていく、歳を取っていく I grow old... I grow old...」。 歳を取ること、大人になることは恐ろしい。それだけ人生の残り時間が短くなること、つまり死に近づくことだから。」 —『「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)』町山智浩著 「そう。『イット・フォローズ』の「イット」とは、「死」そのものだったのだ。 ミッチェル監督が『イット・フォローズ』のアイデアをひらめいたのは、『アメリカン・スリープオーバー』に対する観客の意外な反応がきっかけだったという。多くの観客は、「この高校生のうち、誰かがセックスするだろう」と思った。そして「このうち誰かが殺人鬼に殺されるのでは」という不吉な予感を抱きながら観ていたという。 セックスした若者は死ぬ――ホラー映画の観すぎかもしれないが、ある種の真実もある。子どもたちはセックス、つまり大人になることに憧れる。でも、大人になってしまえば、そこから先は年老いていくだけ、その先には死が見え始める。誰も逃れられない。その現実をホラー映画として見せたのが『イット・フォローズ』だったのだ。「なんだかわからないけど怖い」と『イット・フォローズ』に殺到した若者たちは、その恐怖を肌で感じたのだろう。 セックスを経験することでイットに追われ始めるが、同時に、セックスすることでイットから逃れられるという矛盾について監督は、こう説明している。「セックスをしている間だけ、我々は少なくとも自分が生きていることを実感できる。その間だけは死の恐怖を遠ざけることができる」 実際、この映画の中ではセックスをしている間だけはイットは現われない。だが、それもしょせん一時しのぎでしかない。しばらくすればまたイットは現われる。我々は結局、イット――死の恐怖から逃れる術はないのか? 答えはイエスでありノーだ。」 —『「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)』町山智浩著 「好きな人と手に手を取ってデートをすること――ジェイは「そんなことはしょせん子どもが考えるファンタジーよ」と思っていたけれども、本当に恋をすれば、人を好きになれば、子どもの時の夢が甦ってくる。「恋するとは、二人で愚かになること」と言ったのは詩人ポール・ヴァレリーだが、言い換えれば、恋する人は子どもになる。もちろん、恋愛だって長続きするとは限らない。でも、セックスよりももっと長い時間、死の恐怖を忘れることができる。」 —『「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)』町山智浩著 「 ゴーストタウンはデトロイトを丸く取り囲む「 8マイル」と呼ばれる環状道路まで広がっている。 8マイルは貧富の境界線だ。エミネムの自伝的映画『 8 Mile』( 02年)で、主人公は 8マイルの内側に住む白人貧困層だった。『イット・フォローズ』の主人公たちは 8マイルの外側(北側)に住む中産階級の高校生で、ミッチェル監督自身がそうだった。彼らは大人から「 8マイルの内側(南側)には入るな」と言われている。あまりに危険だから。 住民もいないし、税収もないので、デトロイトのインフラは死んでいる。夜になると真っ暗になる。道路の街灯が点いていないのだ。道路を通る車もほとんどない。闇だけだ。 それを利用してデトロイトでロケされた『リセット』( 10年)という映画もある。主人公たち数名を残して、ある夜、突然街じゅうの人間が服だけを残して消え失せてしまう。漆黒の闇に吞み込まれた街は、 CGでも SFでもなく、デトロイトの現実だ。」 —『「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)』町山智浩著
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2015年頃に公開された洋画で描かれた場面、テーマを解説している。ネタバレを多分に含んでいるので、これから観たいという人にはお勧めできない。と同時に、予備知識を得てから映画を観たいという人にはお勧めできる。 過去の映画からのオマージュ、宗教感、聖書を下敷きにした話など、「知って...
2015年頃に公開された洋画で描かれた場面、テーマを解説している。ネタバレを多分に含んでいるので、これから観たいという人にはお勧めできない。と同時に、予備知識を得てから映画を観たいという人にはお勧めできる。 過去の映画からのオマージュ、宗教感、聖書を下敷きにした話など、「知っているとより深く映画を楽しめる」要素が多い。21世紀になってからの、特に洋画をあまり観なくなった自分だが読んでいると興味が湧いてくる。 ブレードランナー2049の紹介を読んで、82年公開の初版を改めて観たくなった。あの独特のSF哲学がゆったり流れる世界観を、今の齢になってどんな風に受け止められるか。
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町山智浩氏の最新作。 そりゃ、読むでしょうよ。 流石の考察力。 この人のように深く映画を楽しめたら、さぞ映画は素晴らしいものだろうなぁと思う。 浅いところしか分かっていなくとも、映画は楽しいのだから、こんなに深く分かれば、さもありなんといったところだろう。 それにしても、色...
町山智浩氏の最新作。 そりゃ、読むでしょうよ。 流石の考察力。 この人のように深く映画を楽しめたら、さぞ映画は素晴らしいものだろうなぁと思う。 浅いところしか分かっていなくとも、映画は楽しいのだから、こんなに深く分かれば、さもありなんといったところだろう。 それにしても、色々なところでキリスト教(あるいは宗教)は、映画に深く根付いているんだなぁと感じた。 宗教観のない、日本人であるところである私には知りえない価値観や考え方があるものだ。 映画は知れば知るほど面白い。
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