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桐野夏生(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2018/02/07
JAN 9784022515308

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商品レビュー

3.7

102件のお客様レビュー

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2024/06/12

桐野夏生さんの作品は読み出したら止まらない 女性は堕ちると這い上がるのは難しいことを実感させられる作品 サバイバルとあるが、自分の心や体を犠牲にしながら死ぬ選択をしなければただ無計画に1日を生きていくしかない 幼いし、浅はかな考えで騙され、逃げて、クズな大人たちにも腹が立つし、味...

桐野夏生さんの作品は読み出したら止まらない 女性は堕ちると這い上がるのは難しいことを実感させられる作品 サバイバルとあるが、自分の心や体を犠牲にしながら死ぬ選択をしなければただ無計画に1日を生きていくしかない 幼いし、浅はかな考えで騙され、逃げて、クズな大人たちにも腹が立つし、味方になってくれそうな警察の女性も親身とは言えない この子達のように居場所のない子はいるんだろうな‥と思うとせつなくなった

Posted by ブクログ

2024/03/13

なんと言う話! 実際渋谷がそういう街なのか、JKビジネがそんな風なのか、知る由もないけれど。 真由、リオナ、ミト、物語なのにその後はどう生きていくのだろうか、と想像してしまう。

Posted by ブクログ

2024/01/10

両親が失踪し叔父宅に預けられるが、そこでひどい扱いを受け、学校にも行けなくなった主人公の女子高生の真由。渋谷で生きていこうと決心するが、バイト先でレイプを受けたり、危ないスカウトに引っかかりそうになったり、渋谷での暮らしは過酷で落とし穴も多く待ち受けている。そんな中、同じく渋谷で...

両親が失踪し叔父宅に預けられるが、そこでひどい扱いを受け、学校にも行けなくなった主人公の女子高生の真由。渋谷で生きていこうと決心するが、バイト先でレイプを受けたり、危ないスカウトに引っかかりそうになったり、渋谷での暮らしは過酷で落とし穴も多く待ち受けている。そんな中、同じく渋谷でサバイバルする女子高生(世代)のリオナとミトと出会い、何とか協力しながら生きていこうとする。真由にもリオナにもミトにも、色々な事件・出来事が起こり、息をつかせないストーリーが展開する。 桐野夏生は、本小説を書くにあたってかなり調査を行ったはずだ。渋谷には(渋谷だけではなく、多くの繁華街には)、実際にこのような少女たちが、日々を生き延びようとしているのだろう。真由はもともときちんとした家庭の子であるが、リオナやミトは、親を含む周囲から虐待を受け続けてきた子たちだ。どこにも居場所がなくなり、JKビジネス、すなわち、「若さ」をお金に替えることが出来る渋谷を始めとする繁華街に多くの少女たちが集まっているのだろう。しかし、そこで生き残るのは簡単ではなく、過酷な経験をする子たちも多いということなのだろう。 この小説は、虐待ということのみがテーマというわけではないが、児童虐待の実態ってどうなっているのだろうかと気になり、ネットで簡単に調べてみた。以下、いくつかを引用する。 【引用】 ■児童虐待とは、「身体的虐待」「性的虐待」「ネグレクト(育児放棄/怠慢・拒否)」「心理的虐待」の4つに分類される。 ■全国225カ所の児童相談所が「児童虐待相談」として対応した件数は、2022年度で22万件弱であり、32年連続で「過去最多」を更新している。要するに、件数は増え続けている。 ■専門家や関係者らは「データはあくまで"氷山の一角"にすぎず、実際の件数はもっと多い」とみている。 ■子供を虐待する家庭・親には、例えば「人づき合いが苦手だったり、友人がいない等、子育てで孤立している」「生活が困窮していて貧しい」「離婚経験があり連れ子がいる」等のケースが多く見受けられる。 【引用終わり】 幼い子供はもちろん、この小説を読むと、高校生世代であっても、このような虐待の影響から逃れるのは難しいはずだ。 そのような実態が日本で実際にあることを念頭に置くと、かなり読むことがしんどくなる小説だ。しかし、これも、現代の日本の一つの現実。それを抉り取って小説にする桐野夏生という作家はすごいな、とあらためて思う。

Posted by ブクログ

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