マジカルチャプターブックガイド 中学英語で読める海外児童書の世界

なかなかこ(著者)

• 販売会社／発売会社: 経済界
• 発売年月日: 2017/12/22
• JAN: 9784766786187

商品レビュー

2022/10/17

英語を楽しく学ん出ると思わなくても、学びながらさらっと読書できる本。英語児童文学系を読んでみようかな、という気になった。

2021/01/10

う～ん。著者の「どや」感がすごい。
ハマればすごくいいのかもしれないけど、
なかなかクセが強くて、人を選ぶかもしれない。
そして、英語力も。
英語の習い始めではキビシイし、かといってある程度読めるようになってからではちと遅いか。その間くらいの絶妙な時期に読むとよい、のかな？
とりあえずエリートを育て上げた実績のある著者だそうなので、エリート志向の親御さんなら一度ためしてもよいかもしれません。

2020/09/15

中学生になったら、洋書の児童書を読みませんか？というブックガイド。
ゆるい多読。児童書を読んで、英語に親しむ。
４つの作品を紹介。巻末におすすめブックガイド。
挿絵も素敵でした。

英文の一部に日本語訳。
抜粋して、数行ずつ紹介していく。本文の次に訳文と解説。
解説文が、元のお話だったり、英文だったり、多文化だったりへの、興味をおこさせる。ちょうど良い量。
同じ意味をシチュエーションごとに使い分けられている単語の紹介。例えば｢怒る｣とか｢叫ぶ｣とか。

単語の下に所々、日本語意味があるのが少しわかりにくかった。目が日本語を先に追ってしまう。
英文の下か近くにかためて置いてくれた方が、目が忙しくなかったように思う。個人差はあるかも。
←三話目からは、英文は英文オンリーに。単語の意味は、後ろでまとめて。やっぱ、こちらのが見やすい。

Jim Benton 『Lunch Walks Among Us 』
…『キョーレツ科学者フラニー』の原作。日本語版を読んだことがあるので、ハードル低かった！が、洋書は絵本しか読んでいないので、見慣れない単語や言い回しもある。｢Easy come , easy go ｣が、｢簡単に手に入れたものは簡単に失われる｣だったとは…。もっと、爽やかな意味かと思ってた。※←B′z ファン。歌詞の意味が、思い込んでたのと違うやも。

John Peterson 『The Littles 』
…リトル一家はコビトノ家族。ビッグ一家に間借りしています。いろいろ借りたり貰ったりしているけど、家のメンテナンスのお手伝いもしているんです。ある日、ビッグ一家はバカンスに。その間にやってきた作家さん夫婦、悪い人たちではないのですが、どうやら家事が大の苦手。恐ろしいアレを呼び寄せてしまいます。
←ネコちゃん、かわいい…。本、探さなくちゃ。

Roald Dahl 『The Magic Finger 』
…ロアルド・ダール！
私は魔法の指を持つ女の子。いつもは、お隣の男の子たちと遊んでいる。でも、１つだけ耐えられないことが。彼らってば、狩りを楽しんでいるの！信じられない。
とうとう私は、彼らにThe Magic Finger を向けてしまったの。
←動揺しているようで、適応しているthe Gregg family が面白い。…が、うーむと考えさせられる。
イギリス英語。

Jacqueline Wilson 『Lizzie Zipmouth 』
…ジャクリーン・ウィルソン！
一人称まじり。ママと二人暮らしだったLizzie 、ママの再婚相手とその２人の息子たちと、暮らすことになります。最初の継父との暮らしが、新しい家族への頑なな態度となってしまうようです。Lizzie はお口にチャック。誰ともしゃべるもんか！
←ステップファミリーのあれこれについても。ばあちゃんと女の子の友情。