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三月十五日 カエサルの最期
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三月十五日 カエサルの最期

ソーントン・ワイルダー(著者), 志内一興(訳者)

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三月十五日 カエサルの最期

定価 ¥4,070

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2018/01/26
JAN 9784622086123

三月十五日 カエサルの最期

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商品レビュー

4.7

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2022/04/24
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傑作。文章表現における空白による表現の極致。 書簡(と注釈)のみによる表現形式。登場人物の独白がストレートに、手紙の相手ごとに異なる文体(パーソナリティ)で描写されている。一つの事象を複数の視点で最も自然に語ることができる文体。小説としての表現方法としてはワイルダーの発明なのだろうか。 歴史を知り、ことの顛末を知っているからこそ、「善き女神秘儀冒涜事件」や「カエサル暗殺」の事件そのものを直接的に描写せず、だからこそ何が起きたかを読者に想起させることで、事実と書簡の陰影が鮮明になり、実際にその場に居合わせた気分にさせられた。現実で起きているニュースを見ている感覚と似ているかも。 今後何度も読み返すことになる気がする。

Posted by ブクログ

2018/03/25

ちゃんと作者を見ずに不覚にも歴史書だと思って手にとってしまったのだが…ピュリッツァーを二度受賞している偉大な作家が描いたカエサルの晩年が面白くないわけがない。全て書簡で構成されており独裁者とそれに関わる人達の心理というか動きが手紙の形で次々に展開される。ガリアを征服したことで力を...

ちゃんと作者を見ずに不覚にも歴史書だと思って手にとってしまったのだが…ピュリッツァーを二度受賞している偉大な作家が描いたカエサルの晩年が面白くないわけがない。全て書簡で構成されており独裁者とそれに関わる人達の心理というか動きが手紙の形で次々に展開される。ガリアを征服したことで力を持ちすぎたと元老院に警戒されたカエサルは無位無官になって帰国しろ、と命じられる。待っているの死という状況で当時ローマ人にとってタブーだったルビコン川を渡ってローマに逆に攻め込み内乱を制覇、事実上、唯一の指導者となっている。その状況の中で暗殺されるまでの8カ月について架空の人物を交えて書簡の形式でカエサル本人、関係者、政敵などの心の動きが見事に描かれている。登場人物は一部を除き実在の、書簡については殆ど作者の創作、という形式だがさもありなん、と思わせる作者の技量が見事。面白かった。

Posted by ブクログ

2018/02/27

評価が難しい。書簡形式で昔の戯曲風なのだろか。じつは原著はされたのは1948年で、なぜ今、翻訳が新刊として出るのか? カエサルファンとしては新しい視点でよめて楽しいのだが、結局なんの本なのか?カエサルと周辺の人、ローマ社会? 唐突なカエサルの暗殺場面と浅い伏線。タイトルほどには最...

評価が難しい。書簡形式で昔の戯曲風なのだろか。じつは原著はされたのは1948年で、なぜ今、翻訳が新刊として出るのか? カエサルファンとしては新しい視点でよめて楽しいのだが、結局なんの本なのか?カエサルと周辺の人、ローマ社会? 唐突なカエサルの暗殺場面と浅い伏線。タイトルほどには最後を描いていない。つまらなくはないが、なにか、すっぽかされたような読後感がのこる。

Posted by ブクログ