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夜届く 猫丸先輩の推測 創元推理文庫
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夜届く 猫丸先輩の推測 創元推理文庫

倉知淳(著者)

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夜届く 猫丸先輩の推測 創元推理文庫

定価 ¥946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2018/01/22
JAN 9784488421106

夜届く 猫丸先輩の推測

¥330

商品レビュー

3.2

12件のお客様レビュー

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2024/07/31

 日常に潜む不可解な謎を猫丸先輩が自分の推理を披露する連作短編集で、ふとした時に遭遇する日常の謎や猫丸先輩のユーモアに溢れたキャラや鋭い推理に加え、あくまでも「推測」なのでそれが真相かどうかは分からないけど、恐らくそれが実際に起こったことであると想像するのも面白かった。

Posted by ブクログ

2023/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登録前 生まれて初めて読んだミステリ 私の原点 そんなことも分からないのかい? なんて口調が似合う探偵が好きなのもたぶんこのせい

Posted by ブクログ

2023/04/10

六篇からなる、猫丸先輩ものの短編集。 解説を読んでいてなるほどと思ったのが、確かに筆者の佐々木敦氏が書かれているように、猫丸先輩のシリーズはジャンルとして「日常の謎」が多い。 本書もそうだったし、『過ぎ行く風はみどり色』意外は、「日常の謎」を題材としている(らしい)。 だからな...

六篇からなる、猫丸先輩ものの短編集。 解説を読んでいてなるほどと思ったのが、確かに筆者の佐々木敦氏が書かれているように、猫丸先輩のシリーズはジャンルとして「日常の謎」が多い。 本書もそうだったし、『過ぎ行く風はみどり色』意外は、「日常の謎」を題材としている(らしい)。 だからなのかどうか、本書の副題に「推測」とあるように、猫丸先輩が事件を「解決」した後も、真相が明らかにならないこともある。文字通りの「推測」で終わる事件もあり、本文でも『僕の解釈で良ければ』のような言い回しが頻出するが、猫丸先輩があまりにも鮮やかに「解釈」してくれるので、なるほどそれが真相か、と妙に納得してしまう。 本書の中で私が好きなのは表題の「夜届く」。 作品内の年代がいつ頃なのか明らかな描写はないものの、親本が講談社ノベルスから刊行された2002年当時の「現代」と仮定したとしてももはや古めの文化である「電報」が、差出人不明で、しかも夜の遅くに、数日に分けて複数回届く………という、不思議さと、不気味さが味わい深い事件のお話。 猫丸先輩の「解釈」は本当に予想外で、でも(猫丸先輩にいつも振り回される)八木沢くんと同様、ありえるかもなと思わされる。 蛇足だが、各篇のタイトルが本好きを「おっ」と思わされるもじり方でつけられているので、元ネタをどれくらい知っているかという楽しみもあった。

Posted by ブクログ

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