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われら 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2018/01/19 |
| JAN | 9784087607437 |
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われら
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
1920年代にロシア作家にて執筆されたディストピア作品。 非常に大きな戦争の後、街は徹底的に管理された監視社会である「単一国」へと変貌した世界。すべての人間が同じ服装・生活を強いられる。「時間律令板」と呼ばれる個人の時間まで管理される法律があるなど徹底的な全体主義国家が舞台となっ...
1920年代にロシア作家にて執筆されたディストピア作品。 非常に大きな戦争の後、街は徹底的に管理された監視社会である「単一国」へと変貌した世界。すべての人間が同じ服装・生活を強いられる。「時間律令板」と呼ばれる個人の時間まで管理される法律があるなど徹底的な全体主義国家が舞台となっています。 その中で主人公であるD503号が残した手記が作品となっています。 何も疑いもなく「われら」の1つの細胞として生活する中、とあるきっかけにより「個人」としての自我が表れ始め動揺していく様などが描かれています。 【すばらしい新世界】や【1984】のような全体主義に対する反逆を描く作品はやはり今この時代、今の日本に重ね合わせながら読み、考えると何か感じること・思うところがありますね。
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ハクスリーやオーウェルに先駆けて世に出されたディストピア小説。ガラス張りの建物「単一国」で、名前を持たずナンバリングされた人々はあらゆる行動が管理されながらもそこに喜びを感じている。ある男の手記という形で話は進む。単一国の君主は「想像力とは病であり、幸福への障害となる」と説く。だ...
ハクスリーやオーウェルに先駆けて世に出されたディストピア小説。ガラス張りの建物「単一国」で、名前を持たずナンバリングされた人々はあらゆる行動が管理されながらもそこに喜びを感じている。ある男の手記という形で話は進む。単一国の君主は「想像力とは病であり、幸福への障害となる」と説く。だけど、全ての人間から想像力を奪えば、誰が(何が)私たちを管理するんだろう?想像力を奪われた人間たち?それとも単一国を作った何者かが?とても古い小説だけど、今の日本にどことなく似ているものを感じた。 2018.6.1
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読み終えて、「変化を起こすことや打ち破ることはやはりできないのか……?」とか考え込んで暗い気持ちになってしまった。 想像力(考えること)を奪われるのは本当に恐ろしい。想像力摘出手術について触れられて以降、最後のページに辿り着くまでずっと息が止まるような気持ちだった。 「どうして馬鹿げたことはよくないと思うのかしら。人間の愚かしさだって、知性と同じように何世紀もの間、手をかけて育ててやれば、そこから何かとても貴重なものが生まれるかもしれないわ」
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