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いちのすけのまくら
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2018/01/19 |
JAN | 9784023316539 |
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
「落語家が落語の本題に入る前のフリートークを『まくら』とよんでいます。「頭につく」から『まくら』」(「はじめに」より) 著者を知ったのは、昨年の緊急事態宣言中。 主任(トリ)中止になってしまった高座の期間中、その同時刻にYouTubuで10日間連続ライブで2回にわたって行って...
「落語家が落語の本題に入る前のフリートークを『まくら』とよんでいます。「頭につく」から『まくら』」(「はじめに」より) 著者を知ったのは、昨年の緊急事態宣言中。 主任(トリ)中止になってしまった高座の期間中、その同時刻にYouTubuで10日間連続ライブで2回にわたって行っていたからだ。 制約の多い「STAY HOME」期間中、大きな潤いのひとつになった。 やっぱり落語は良い。 そんな著者の週刊朝日の連載をまとめて出版されたもの。 ガラケーのメール機能で原稿を書いているという。 売れっ子の落語家でありながら、気取らない。 どこか自分を冷めてみている。 そして不安がっている。 こんな自分でいいのだろうか。 でも、きっとそのままで良いのだ。 白か黒かで決着をつけたがる世の中。 誰かの失敗やスキャンダルを追及し、騒いで叩き潰すことで、身勝手な正義感に酔いしれる。 でも、人間なんてそんなものだ。 だらしなくて、間違いだらけだけど、それでも日々は過ぎていく。 それでいいのだ。 肩肘はらずに、気楽に読める。
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春風亭一之輔が週刊朝日に「ああ、それ私よく知ってます。」のタイトルで連載したエッセイを単行本化。主に時間つぶしを兼ねた喫茶店でケータイで書いたとのこと。書くだけではもったいないからとその後実際に高座のマクラで披露した話もあり。聞いた記憶のあるものも。巻末には落語好きの俳優東出昌大...
春風亭一之輔が週刊朝日に「ああ、それ私よく知ってます。」のタイトルで連載したエッセイを単行本化。主に時間つぶしを兼ねた喫茶店でケータイで書いたとのこと。書くだけではもったいないからとその後実際に高座のマクラで披露した話もあり。聞いた記憶のあるものも。巻末には落語好きの俳優東出昌大さんとの対談も併載。
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一之輔師匠のエッセイを読んだり、ラジオでのトークを聴いていると、学校から帰ったらずっーとテレビ観て、夜中はラジオ聴いて・・・ていうボンクラ中高生だったのだなというのがすごくよく分かる。 そういうところへの共感(年は離れててもバックボーンが同じという感覚)、そしてその点が落語のく...
一之輔師匠のエッセイを読んだり、ラジオでのトークを聴いていると、学校から帰ったらずっーとテレビ観て、夜中はラジオ聴いて・・・ていうボンクラ中高生だったのだなというのがすごくよく分かる。 そういうところへの共感(年は離れててもバックボーンが同じという感覚)、そしてその点が落語のくすぐりとかに結実しているところが、とてもうれしい。 この本を読んだりラジオのトークを楽しんでいる人の多くは、彼の高座を聴きに寄席や独演会に足を運んでいるのだ。
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