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無音の弾丸 論創海外ミステリ
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無音の弾丸 論創海外ミステリ

アーサー・ベンジャミン・リーヴ(著者), 福井久美子(訳者)

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無音の弾丸 論創海外ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 論創社
発売年月日 2018/01/20
JAN 9784846016463

無音の弾丸

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2025/08/13

■全体 科学(化学)探偵。ストーリーや事件がどうとかというより、「科学技術を使った解決」に重点が置かれている。 ■科学(化学) 探偵役クレイグ・ケネディ教授は、「最新の科学道具」を使い、また推理ショーで「化学実験」を行い、事件を解決する。 しかし残念ながら、時代が経った現在読む...

■全体 科学(化学)探偵。ストーリーや事件がどうとかというより、「科学技術を使った解決」に重点が置かれている。 ■科学(化学) 探偵役クレイグ・ケネディ教授は、「最新の科学道具」を使い、また推理ショーで「化学実験」を行い、事件を解決する。 しかし残念ながら、時代が経った現在読むと、さすがにどの「科学道具」も古く感じざるを得ない。読んでいる途中で「もしや○○のこと?」と予測がつく。 一方で、化学の描写については、理系ではない自分にとっては何を言ってるのかちんぷんかんぷん。 「○○と△△が混ざり合うことで□□という物質になって・・・」と言われても、「なるほど!」とはならずに「ほう。(わかってない)」となる。 そういう化学的知識が好きな人が読むと面白いと感じられるかもしれない。 ■ソーンダイク博士 「科学探偵」と言って思いつく同じホームズ時代の探偵としては、ソーンダイク博士が挙げられる。 しかし、ソーンダイク博士は「物」を分析し、そこに推理を織り交ぜて事件を解決していくのに対し、本作のクレイグ・ケネディ教授は「科学アイテム」「化学実験」で事件を解決する、という点が異なる。 ■アメリカのホームズ そして、「科学アイテム」は現代の今見ると新しいとは言えずむしろ普通に知っている物であり、「化学実験」はそう言われても・・・という感じなので、当時の人はクレイグ・ケネディを「アメリカのホームズ」と評し大人気だったらしいが、現代人が読むとどうしても評価が下がってしまう、下がらざるを得ない作品であると感じた。

Posted by ブクログ

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