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H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って
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H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って

ミシェル・ウエルベック(著者), スティーヴン・キング(著者), 星埜守之(訳者)

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H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2017/12/01
JAN 9784336061775

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H・P・ラヴクラフト

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商品レビュー

4.6

12件のお客様レビュー

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2025/08/22

ミシェル・ウエルベックのラヴクラフト愛がつよい。 スティーヴン・キングの序文も愛がありました。愛されてるなぁ。 面白かったです。 (些事ですが、ラヴクラフトの綴りを意識したことなくて“LOVE”なんだな…と思いました) ウエルベックが小説書く前の、第一作がこの評論とは驚きでした...

ミシェル・ウエルベックのラヴクラフト愛がつよい。 スティーヴン・キングの序文も愛がありました。愛されてるなぁ。 面白かったです。 (些事ですが、ラヴクラフトの綴りを意識したことなくて“LOVE”なんだな…と思いました) ウエルベックが小説書く前の、第一作がこの評論とは驚きでした。 「簡潔な表現が美文」とされてるところに真っ向から対立するラヴクラフトの文章読むと、この文章を使いこなす力量の問題なんだなぁとつくづく感じます。受け取る側の力量でもあるけれど。 「クトゥルフ神話」という神話世界を創世したラヴクラフトはやはり偉大だなと思いました。生前に評価されてないのが悲しい(ヨーロッパだと思ってたけれど、文ストでアメリカの作家というのを学びました) ラヴクラフトもウエルベックもあまり読んでないけれど読もうと思います。

Posted by ブクログ

2025/05/30

ラヴクラフト愛の詰まった一冊。もう、序文のスティーブン・キングからして熱量がすごい。そのスティーブン・キングをして本作は「学問的ラブレター」と言わしめている。 ミシェル・ウェルベックのデビュー作。 ちょっと面白かったのがラヴクラフトが作家を志す若い文通者に対して「怪物的な、名状し...

ラヴクラフト愛の詰まった一冊。もう、序文のスティーブン・キングからして熱量がすごい。そのスティーブン・キングをして本作は「学問的ラブレター」と言わしめている。 ミシェル・ウェルベックのデビュー作。 ちょっと面白かったのがラヴクラフトが作家を志す若い文通者に対して「怪物的な、名状し難い、曰く言い難い」といった形容詞を濫用しないようにと忠告しているということ。本人がすごく使用しているのに!

Posted by ブクログ

2024/10/19

ウェルベックによるラヴクラフトへの愛や尊敬や親近感や執着心を赤裸々に綴ったラブレター。だと、読み終わって感じた。本作はウェルベックのデビュー作らしく、ラヴクラフトマニアであるところの著者が彼の人生を追いながら、作品やラヴクラフトの人物像を探る、というもの。だがそこに、ウェルベック...

ウェルベックによるラヴクラフトへの愛や尊敬や親近感や執着心を赤裸々に綴ったラブレター。だと、読み終わって感じた。本作はウェルベックのデビュー作らしく、ラヴクラフトマニアであるところの著者が彼の人生を追いながら、作品やラヴクラフトの人物像を探る、というもの。だがそこに、ウェルベックの偏屈さや、作家としての視点、悲観主義が加わることで、ただの「作家研究」には止まらない、「文学性」のようなものを獲得するに至っている。というのは、ウェルベックがラヴクラフトの人生や人間性にある種の共感を示しているからで、お互いつくづくリアリズムに興味がない人なのだということが伝わってくるからだ。 ウェルベックが言うように、ラヴクラフトの文章は「文学的ではない」。それは彼の視点がもはや人間の生き方だとか愛だとか、そういう根拠に乏しい概念へはほとんど向いておらず、むしろ世界への「恐れ」や「絶望」にこそ信頼を置いていたからに他ならない。 生来備わっていた気質も関係しているのだろうが、短い結婚生活や、ニューヨークでの貧困や差別的な暮らしからその「傑作群」は生まれたのだとウェルベックは言う。彼の生み出す短編は、ヴァンパイア伝説や、幽霊譚などと言った、何かに再解釈が不可能な領域ーー議論の余地の無い異界であるから、神話となったのだと。 ウェルベックはラヴクラフトについて知ることで、考察を重ねることで、彼に近づき、共鳴する。混沌に満ちて、輝くほどの絶望を描くこと、それは現実の写鏡であり、世界にも、人生に対しても戦うことをやめないそのラヴクラフトの生涯に。ラヴクラフトこそは抗う者であり、真の詩人だったとする締めくくりは感動的ですらあった。 一人の男が絶望の淵に沈み、世界に宇宙的恐怖をばら撒く、という流れは主人公が悪堕ちする小説や映画のようですらあってーー 「生きることに成功しなかった男は、最後には書くことに成功した。苦しみの道のりだった。幾年もかかった。ニューヨークが手助けしてくれた。あれだけ心優しく、礼儀正しかった男が、そこで憎悪を発見したのだ。(P.198)」 序文にはスティーヴン・キングが寄稿しており、視点や熱量の違いもまた良い。ほか、ラヴクラフトの人種差別がどのように形成され、移り変わって行ったのかを真摯に突き詰めてもいる。

Posted by ブクログ