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松本清張「隠蔽と暴露」の作家 集英社新書0916
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2018/01/01 |
| JAN | 9784087210163 |

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松本清張「隠蔽と暴露」の作家
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
本書の紹介文「戦後最大の隠蔽装置ともいえる「原子力ムラ」にふみこまなかった清張の謎にも迫る。」に惹かれて購入した。松本清張の著書は、今まで数多く読んできたが、核兵器や原子力発電所を扱った小説や著書には遭遇しないからである。唯一発行されていのは、清張にしては異質のSF的小説、核弾頭...
本書の紹介文「戦後最大の隠蔽装置ともいえる「原子力ムラ」にふみこまなかった清張の謎にも迫る。」に惹かれて購入した。松本清張の著書は、今まで数多く読んできたが、核兵器や原子力発電所を扱った小説や著書には遭遇しないからである。唯一発行されていのは、清張にしては異質のSF的小説、核弾頭ミサイルがに東京を目掛けて飛んでくる『神と野獣の日』のみ。この「なぜ、清張が原子力発電所を扱わなかったのか?」については、本書最終章で取り上げられているが、やはり、そこには明確な回答は導かれていない。しかし、少なくとも、日本のみならず国際的な問題として巨大かつ強大な「隠蔽」の仕組みを感じていた清張の足跡はみられる。
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「隠蔽と暴露」をキーワードに、作品を八つ【戦争・明るい戦後・政界、官界、経済界・普通の日常、勝者の歴史・暗い恋愛・オキュパイドジャパン・神々・原水爆、原子力発電所】にわけて論じた清張論。清張の作品は好きで結構読んだけれど、本書では清張論ゆえ完全ネタバレあり。なので要注意。 内容は...
「隠蔽と暴露」をキーワードに、作品を八つ【戦争・明るい戦後・政界、官界、経済界・普通の日常、勝者の歴史・暗い恋愛・オキュパイドジャパン・神々・原水爆、原子力発電所】にわけて論じた清張論。清張の作品は好きで結構読んだけれど、本書では清張論ゆえ完全ネタバレあり。なので要注意。 内容は興味深く面白いかといえば、個人的にはNO。大学教授が書かれているから仕方ないが、もっと普通に清張を楽しみたい派。
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著者いわく、松本清張のブームが再びやってきたらしい。が、清張作品は昭和だろうと平成だろうと、読まれ続けた。おそらく平成の後でも常に読まれ続けるはず。今さらブームもないだろう、という気がするが、それは置いといて。 松本清張は社会で隠蔽された事実を追求し、暴露することを生涯のテーマ...
著者いわく、松本清張のブームが再びやってきたらしい。が、清張作品は昭和だろうと平成だろうと、読まれ続けた。おそらく平成の後でも常に読まれ続けるはず。今さらブームもないだろう、という気がするが、それは置いといて。 松本清張は社会で隠蔽された事実を追求し、暴露することを生涯のテーマとした。その暴露手段が小説やドキュメンタリーであり、その結果が社会派推理小説の先導者としての地位を築いた。 清張作品は戦時中や占領下の日本や政財界、官僚社会などの闇や謎を読者に問う。そして、その謎が明らかになるとともに、新しい謎が生まれる。決して、決定的な真実は登場しない。その繰り返しこそが、清張の創作意欲の源だ。 晩年の清張が興味を持ったのは天皇制と原発問題。現在でもタブーとなっている問題。大御所、松本清張が生きていれば、どんな作品を発表し、世間はどのように受け止めただろうか。
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