世界「奇景」探索百科 南北アメリカ・オセアニア編

ジョシュア・フォア(著者), ディラン・スラス(著者), エラ・モートン(著者), 吉富節子(訳者), 颯田あきら(訳者)

• 販売会社／発売会社: 原書房
• 発売年月日: 2018/01/01
• JAN: 9784562054633

商品レビュー

2023/03/20

世界に点在する「奇景」。驚きの場所の旅行ガイドブック。
カナダ･･･西部カナダ　カナダ東部
アメリカ･･･アメリカ西海岸　アメリカ南西部とフォーコーナーズ
　　　　　グレートプレーンズ　アメリカ中西部
　　　　　アメリカ南東部　アメリカ中部大西洋岸
　　　　　ニューイングランド　アラスカおよびハワイ
ラテンアメリカとカリブ海域･･･南アメリカ　メキシコ
　　　　　中央アメリカ　カリブ諸島
オセアニア･･･オーストラリア　ニュージーランド　太平洋諸島
南極
それぞれの各国・地域ごとにおおまかな地図と「奇景」を紹介。
場所や交通手段、概算値のＧＰＳ座標有り。
索引有り。

奇妙な光景、驚異の場所、博物館やコレクションなどを紹介。
南北アメリカ・オセアニア編ではありますが、
アメリカだけで半分近くを占めています。
旅行ガイドブックの体裁なので、内容によっては
カラー写真が添えられたり、イラストのみだったり、
濃密な紹介だったり、短文だったりと、まちまちです。
建築物、地下施設、戦争の遺構、遺跡、廃墟、墓地、庭園。
博物館の収蔵品、オブジェ、発明品、遺骸、祭や風習。
岩窟坑、洞窟、そして自然の驚異などの、
入れる、ガイド付き、現地ツアー、遠方から眺める、制限付き、
こっそりと非公式で等々、行ける場所が多いのも興味深い。
まぁ、入っちゃヤバいでしょな場所もあるけど。
アメリカのロックポートの紙の家、ブエノスアイレスの
元劇場の書店、ニュージーランドのホビトンは見てみたい。
また、
アメリカのレイク・モンスター(ネッシーみたいな)のリスト、
オーストラリアの巨大物体(ビッグ・シング)など、
所々にあるコラム的な豆知識というか雑学も面白かったです。

2023/01/24

ナニコレ珍百景のアメリカ・オセアニア版みたいな本。
全部ではないけど写真がついていて、何これ？って感じのモノばかり紹介されている。
【個人的に印象的だったスポットの一部】
テイラー氷河の血の滝、北極圏のカークロス砂漠、スポッティド湖のカラフル池群、モンティセロダムのグローリーホール、ヴァション島の自転車の木、フライ・ガイザーのカラフル間欠泉、ロレットチャペルの支え無し螺旋階段、ミネアポリスの世界一静かな部屋、キャノ・クリスタレスの五色川、ネグロ山の火山サーフィン、ヘネラル・カレーラ湖のマーブルカテドラル、ディアマンテ湖の奇色

2021/04/04

表紙はアメリカ・ネヴァダ集「フライ・ガイザー」
これも何度か見ているが、1964年、地熱エネルギー会社が試作井戸を掘ってできたもの。水に含まれる鉱物が固まり、間欠泉が大きくなった。

○カリフォルニア「カリフォルニア・シティ」
ロサンゼルスに匹敵する大都会を作ろうと1958年、モバヴェ砂漠に320Ｋ㎡を購入。土地を開発薄茶の写真はプリント回線基盤のようだ。今やっと1万400人にまでの人口になった。ロサンゼルスの北160km.

○デス・ヴァレーの動く石

○ドライ・フォールズ　ワシントン州東部。氷河期の終わりには豊富な水があったが今は荒野。

○カナダ、ブリティッシュ・コロンビア洲オソイヨーズ、スポティッド湖。アメリカ州境。
無数の池。

○カナダ、マニトバ集　ナスシススネークの饗宴
無数のレッドサイドガータースネークの群れ。

○アルゼンチン、サンファン州プロビンシアル・イスチグアラスト公園の「ボール・コート」。砂漠にころがる丸い石の数々。

○チリ　タラパカ州、アタカマ砂漠イキーケ「硝石の町」
廃墟。チリ硝石の町として20世紀に入ると鉱山町として栄えた。その後1909年にドイツで人工に作る技法が開発された。1960年にこの地域のすべての町が放棄された。

○ペルー、イカ、ワカチナ「砂漠のオアシス」

○トリニダード・ドバゴ　「ピッチ湖」
　アスファルトの湖
○トリニダード・ドバゴ　グレナディン諸島・ベキア島の「ムーンホール」
海辺の岩石に掘られた家。

○マーシャル諸島、エニウェトク環礁「カクタス・ドーム」
アメリカの核実験場跡地、1948年から1958年にかけ上空で48回の核実験。付近は核で汚染されいくつものクレーターができ、それをコンクリートで固めた。

2018.1.19第1刷　図書館