JOY ハニーミルクC

絵津鼓(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2018/01/15
• JAN: 9784065108499

商品レビュー

2025/07/31

漫画家×漫画家
少女漫画家の岡崎豪は、女の子にキュンとしてもらえる漫画を目指して日々邁進中。同じく漫画家の阿久根勇亮と切磋琢磨している。ある日、阿久根が男と裸で寝ているところを目撃し、驚く豪。仲良しだと思っていたけれど、お互い知らないことがいっぱいあると自覚した時、豪に「BLを描いてみませんか？」という誘いが…！

少女マンガを描く豪は、幼少期の周りから浮いた経験が今でも心の傷になっていて
人を本気で好きになることができずにいたけど、
BLのオファーが来た時、より現実味を持たせるためにアシスタントの阿久根に疑似片想いをすることに‥！
それが良くないことだと分かり、やめようとするも疑似片想いをする前はどうやって接していたか分からずもやもやドキドキしちゃう豪くんが可愛かった～
さらっと読めるんだけど、しっかり心情の揺れとか関係性がしっかり描かれてて読み終わった後ホッとするお話でした。
響くんは本命がいるし、どんな立ち位置なんだろうなと思うけど、男友達よりなのかな～
心配する気持ちが先行しちゃう感じが恋愛関係あるかと思っちゃったけど、なくて安心したしいい感じに豪くんにライバル心というかメラメラさせてくれたしね！
豪くんの表に出せてない感情を出させてくれるキーパーソンになってくれたんではないでしょうか。
secondを読むか検討

2024/08/16

『JOY2』を手に入れたので再読。

ずっしり重たいのも好きなんだけど、軽く読めるのにって感じも好きなので、やっぱり好きだな〜〜〜絵津鼓さんの本。

明るくかわいかったりする人も、そうではない部分も持ち合わせているんだよっていうのの表現が好きなのかな。

豪くん、めっちゃかわいいし、「こうなったら手早えーぞ」な阿久根くんもかわいい。
辛辣なことをズケズケ言っちゃう響も好きだし、豪を守りたい智文も好きだな〜

皆、それぞれに幸せであれと願える作品、すごく好きなのかも。

2022/01/06

漫画家や編集部のお話、好きです。先生たちの一面が見えるからかな？現場の人しか知りえない裏話的な物が見えたりするのがたまりません（笑）
一見ふわふわ悩みがなさそうな豪くん。でも子供の頃からの深い闇を持ってたんですね。傷ついた心の持ち主の豪くんには阿久根くんみたいな男の人がピッタリだと思う。
人をする事はないと思っていた主人公が恋をしていく様が青春ぽくて良かったな。
豪くんが響くんに言い返すセリフがかっこよかった。
将来の仕事に悩む人は沢山いる。どうせ仕事するなら、好きなことをして働きたいよね。
仕事に悩む人にとってもいいお話だったと思います。
結局、豪くんの幼なじみの存在がよく理解出来なかったな。続編もあるので早く読んでみたいです。