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こころの病に挑んだ知の巨人 森田正馬・土居健郎・河合隼雄・木村敏・中井久夫 ちくま新書1303
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2018/01/09 |
JAN | 9784480071187 |
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こころの病に挑んだ知の巨人
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
特に木村敏さんの「精神病理の時間論」という章が刺激的な内容だった。 木村敏はこうした医学的人間学を評価し、精神病とは「生命それ自身」の関係が失われた状態なのではないか、と考えるようになった。そして、個人や個体の世代ごとに区切られた不連続な生命、個体の有限な生命を「ビオス」、生き...
特に木村敏さんの「精神病理の時間論」という章が刺激的な内容だった。 木村敏はこうした医学的人間学を評価し、精神病とは「生命それ自身」の関係が失われた状態なのではないか、と考えるようになった。そして、個人や個体の世代ごとに区切られた不連続な生命、個体の有限な生命を「ビオス」、生きとし生けるものすべてに受け継がれてきた根源的な生命、個体の分離を超えて連続する生命を「ゾーエー」と呼んで区別するようになる。 「私」は個別の生命であるビオスだが、同時に根源的な生命であるゾーエーにも属している。たとえば、自分の存在を内部から見た場合、私は一回きりの人生を生きている交換不可能な独自の存在である。しかし外部から見ると、私は大勢の集団の中の一人であり、他の誰かと交換しうる存在でもある。 戦争や災害などの非常時や、集団的なスポーツやゲームに熱中しているとき、祝祭の狂乱状態のときなど、私たちは没個性の感情が強くなり、一体感を感じることがあるだろう。そこでは、「個別以前」「自己以前」の生命の動きが感じられている。そして、この各個人の意識と一種のレベルでの連帯意識とのあいだの不均衡こそが、統合失調症をもたらしている。 哲学的な内容だが「地球上での自分の立ち位置を再確認しろ!」と言われているように感じた。 この本は日本人による日本人のための心理学教本という感じの内容で良書だと思う。 私は河合隼雄しか知らない。「無意識の発見」を読んで西洋の黎明期の心理学はある程度わかったが、日本の心理学がここまできた来歴を知らないのだ。この本でやっと日本の近代心理学の歴史を把握できた(ような気がした)
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森田正馬以外は名前を聞いたことがある程度だったが、それぞれの精神疾患の治療に対する理論がわかりやすく説明されていて良かった。
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森田正馬、土居健郎、河合隼雄、木村敏、中井久夫という日本の偉大な臨床家について、とてもよくまとまっていて大変参考になった。 ただ、同じ内容の繰り返しが多めで、それだけ大事だということなのかもしれないが、その分を別の内容の記述にあてることもできたのではないかと思われ、ちょっと残念だ...
森田正馬、土居健郎、河合隼雄、木村敏、中井久夫という日本の偉大な臨床家について、とてもよくまとまっていて大変参考になった。 ただ、同じ内容の繰り返しが多めで、それだけ大事だということなのかもしれないが、その分を別の内容の記述にあてることもできたのではないかと思われ、ちょっと残念だった。
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