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社会学入門 社会とのかかわり方 有斐閣ストゥディア
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社会学入門 社会とのかかわり方 有斐閣ストゥディア

筒井淳也(著者), 前田泰樹(著者)

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社会学入門 社会とのかかわり方 有斐閣ストゥディア

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 有斐閣
発売年月日 2017/10/26
JAN 9784641150461

社会学入門

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商品レビュー

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2023/07/08

感情労働というのが説明されていたのだが、なるほどと思った。〈ホックシールドの研究によるのだが〉看護士が笑顔で対応するのは、看護士の個人的な感情でなく、社会的に作られた感情だというのである。怒って対応する看護士は見かけない。感情も社会的マナーなのだ。 マクドナルドの店長の経営が難...

感情労働というのが説明されていたのだが、なるほどと思った。〈ホックシールドの研究によるのだが〉看護士が笑顔で対応するのは、看護士の個人的な感情でなく、社会的に作られた感情だというのである。怒って対応する看護士は見かけない。感情も社会的マナーなのだ。 マクドナルドの店長の経営が難しいというのもあった。アルバイトを採用するが、職場環境が厳しくてアルバイト店員は自分に資質がないと思って、どんどん辞めていくと、店長が1人で経営することになり、破綻してしまうのが現状であるらしい。 そんなこんなで、働かない人は意外にも多くいるが、福祉国家の北欧では、税金が高いので、社会保障にお金が使いたくないので、仕事を無理にでも、やってもらうことがあるらしい。納税してもらうために仕事を斡旋するというのは、それなりのシステムがあるということだ。日本で税金を上げるとしたら、何らかのシステムを作っていくことが大事だ。 働かない人つながりで考えると、社会的ジレンマの事例がある。自分だけ働かないのが得だとすると、働かないのだが、みんなが働かないと、困ってしまう。 私は社会制度、あるいは国家というものがわからなかったが、少しはわかったのかもしれない。以前読んだことのあるプラトンの『国家』では、先の社会的ジレンマが如実に書かれていたが、つまり、個人が他の誰にも見られない能力を持つと、どんな社会的に悪いことができるとあったが、まさに社会とはそういうところだ。プラトンも他の誰かに見られるものを国家と定義していた。 この本の特徴は量的社会学と質的社会学が補完しながら書いてあるのが、いいところだと思う。特に社会学がどういうものかわからない人にいいと思う。文献案内してくれているのもいいと思う。 社会学は、身近な疑問を解いていく一つの方法であること、自然科学でも人文学でもない研究方法があるというのがポイントだった。 具体的には統計的因果推論について、介入しない、というより、介入できないものとしているのだ。それというのも、社会学が対象にしているデータが扱いにくいのだ。例えば、学歴が高い人と低い人を比較するのに学歴だけを変更して調べることは現実的でない。そのときは相関があるとかその程度でよしとするのだ。

Posted by ブクログ

2021/02/09

社会学の領域を単に説明することではなく、死、自殺、教育などテーマを絞って、量的及び質的研究方法について丁寧に説明している。したがって、社会学をこれから勉強する学生だけでなく、卒論で社会学の領域に関する研究をする学生にも役立つと思われる。  ブックガイドもていねいである。

Posted by ブクログ

2019/09/23

やや変わった形式の社会学入門書。生・教育・労働・家族・老い・死・科学と人の(現在では)一般的な生き方に沿って章立てされており、各章は前半が量的研究、後半が質的研究というように分かれている。

Posted by ブクログ

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