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アイヌ語地名と日本列島人が来た道
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アイヌ語地名と日本列島人が来た道

筒井功(著者)

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アイヌ語地名と日本列島人が来た道

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2017/10/01
JAN 9784309227122

アイヌ語地名と日本列島人が来た道

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商品レビュー

4

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2021/02/09

アイヌの方々がどのように移動し、地域に根付いて行ったのかを、フィールドワークに基づいて記されている。 複数の文献を引用、紹介しながらで、様々な説を平等に扱ってる。 素人の、ただのアイヌ好きとしては広く知見を得られて得した気分。

Posted by ブクログ

2018/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アイヌの人たちの言葉が、北海道の多くの地名の元になっている。これはアイヌ語の地名を調べ上げることで、アイヌがどこからやって来たのか、どこまで南下したのかを詳細にフィールドワークしたもの。実際に現地へゆき、現地の人に聞き取りをしたこの調査は、学問的価値が高いと思う。 蝦夷(エミシ)と呼ばれた東北人の中にいたアイヌ、大陸に渡ったアイヌ、九州まで行かされたアイヌなど、思いがけない事実にも行き当る。そして、これまで諸説ある次のことについて、これらを検証して結論づけている。 アイヌは北上したのではなく、カムチャッカなどから南下した。アイヌの人たちは福島北部よりは南下していない。沖縄とアイヌはつながりがない。等々。 お互いが平和に共存しているからこそ、地名にアイヌの言葉が残ったのであり、争っていたらどちらか勝った方の地名になっていたであろう、という記述が印象に残った。アイヌ地名が東北に残っていることは、東北の人たちが共存していた証である。 アイヌが狩猟、東北の人たちが農耕をしていたので、居住地が別であったことが共存の理由であろうという。マタギもまた、アイヌの言葉に由来する。 もっと知りたくなるようなことがたくさん書いてあったが、ここでは語られなかったことも多くあった。さらに知りたくなる。

Posted by ブクログ

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