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物語のおわり 朝日文庫
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物語のおわり 朝日文庫

湊かなえ(著者)

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物語のおわり 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2018/01/04
JAN 9784022648730

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商品レビュー

3.8

238件のお客様レビュー

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2025/01/10

久しぶりに湊かなえを読んでみようと思った。 結末が書かれていない小説が、北海道を旅する人たちの手から手に渡されていく連作短編集。 登場人物たちは、至って普通の人たち。誰かしらに共感できる。自分の人生や、家族の人生について悩んだりしながら北海道に来ている。 たまたま旅行中に読ん...

久しぶりに湊かなえを読んでみようと思った。 結末が書かれていない小説が、北海道を旅する人たちの手から手に渡されていく連作短編集。 登場人物たちは、至って普通の人たち。誰かしらに共感できる。自分の人生や、家族の人生について悩んだりしながら北海道に来ている。 たまたま旅行中に読んだので、旅先ってなぜか人生について考えるよなぁ、と思った。 最後には最初の話に戻るのだけど、印象がガラッと変わる。

Posted by ブクログ

2024/12/16

「読み手に受け取り方を任せる」を題材にした内容でした。1つの文章が、異なる環境を生きる人達次第で受け取り方が変わる様子が面白かったです。

Posted by ブクログ

2024/12/13

18歳、高校を出てとりあえずの進学先は決まったけど、この先の道が見えないと感じている少年少女。 20代前半、就職して社会に出て最初の躓きを経験した若者。 そういう人に読んでほしい本。 結末の書かれていない、知らない誰かの書いた物語が、人の手から手へと渡って行き、読んだ人の人生に...

18歳、高校を出てとりあえずの進学先は決まったけど、この先の道が見えないと感じている少年少女。 20代前半、就職して社会に出て最初の躓きを経験した若者。 そういう人に読んでほしい本。 結末の書かれていない、知らない誰かの書いた物語が、人の手から手へと渡って行き、読んだ人の人生に少しずつ影響を与えていく。物語を手にした人を主人公にして、章ごとに視点を変えて、作品は進んでいく。 最後にその物語は書き手の元に戻ると共に、物語の結末が明かされる。 ミステリー的な手法を用いて、視点を変えるたびに、物語が誰に書かれたもので、誰の話なのかが匂わせられていく過程は流石。 しかし、湊かなえを読みたいと思って手に取った僕にとっては、やや消化不良というか、物足りなさを感じたのも事実。 以前、30代の頃に、高校からの長い付き合いの友人と、何かの漫画か映画の感想を語り合っていた時に、僕のネガティブな感想に対して「(僕)は、ご都合主義というか、ハッピーエンドとか、そういうのが苦手なんだろ」と言われたのを思い出した。 確かにそうなのかもしれない。 もっと落ち込まないと、もっと人に見せられない感情まで行かないと、人は(僕は)前向きに反転できないというか、それくらい深く落ちた方がポジティブになるにはリアリティがあるというか。中村文則的なものというか。 とはいえ、そんな暗いものをみんなが読まなくても良いと思うし、冒頭の感想に戻るのであります。

Posted by ブクログ