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葉室麟(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/12/26
JAN 9784041057209

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商品レビュー

3.4

16件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 幕末歴史小説
  • 松平春嶽
  • 友情と信頼
  • 志士たちの思想
  • 新政府と旧幕府
  • 激動の時代
  • 龍馬との邂逅
  • 政治的決断の葛藤
  • 日本の近代化
  • 価値観の変遷

歴史の激動期に生きた松平春嶽の視点を通じて、幕末の志士たちの姿が描かれています。作品は、春嶽を中心に、坂本龍馬や横井小楠などの志士たちとの関係を淡々と描写し、彼らの思想の変遷を探るものです。物語はドラマチックではなく、松平春嶽の生涯を通じて幕末の歴史の流れを理解する手助けをしてくれます。また、春嶽の視点から見た慶喜の陰のあるキャラクターも印象的です。読みやすさはあるものの、期待した深みには若干の物足りなさを感じる読者もいるようですが、春嶽の辞世の句に触れることで、彼の人生の意義を再認識することができる作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/04

 本書は松平春嶽の伝記小説である。春嶽の本名は慶永、御三卿・田安家の第3代当主・徳川斉匡の八男、将軍・徳川家慶の従弟である。英邁な藩主で、幕末四賢侯の一人とうたわれた。薩摩藩主・島津斉彬、土佐藩主・山内容堂、宇和島藩主・伊達宗城そして福井藩主・松平春嶽の四人である。  薩摩藩...

 本書は松平春嶽の伝記小説である。春嶽の本名は慶永、御三卿・田安家の第3代当主・徳川斉匡の八男、将軍・徳川家慶の従弟である。英邁な藩主で、幕末四賢侯の一人とうたわれた。薩摩藩主・島津斉彬、土佐藩主・山内容堂、宇和島藩主・伊達宗城そして福井藩主・松平春嶽の四人である。  薩摩藩の富国強兵に成功した幕末の名君として名高い斉彬に春嶽は、あたかも師と仰ぐごとく接した。また大政奉還の建白を推進した人物として有名な容堂とは、友人として人材登用のアドバイスに従った。横井小楠を得て藩財政の再建に成功、さらに股肱之臣・橋本左内の登用などである。春嶽は「我に才略無く我に奇無し。常に衆言を聴きて宜しきところに従ふ」人材登用の理由をこう述べている。謙虚で野心の無い性格が表れている言葉だ。 春嶽は松平の姓が示す通り、徳川一門である。若くして俊秀ぶりが認められ、それだけに幕閣での活躍を早くから期待された。しかしながら13代将軍・家定の将軍継承問題で井伊直弼に破れ失脚した。さらに安政の大獄に至り腹心・橋本左内も刑死してしまった。春嶽にリベンジのチャンスが巡ってきたのは、斉彬亡き後、島津久光が軍備を整えて上洛した事に端を発する。そして情勢が大きく動きだすにつれ、時代は春嶽を必要としたのだった。実質的な春嶽政権の誕生である。  本書では、この辺りから、もう一つの楽しみが生じてくる。島津久光、一橋慶喜、松平容保らの人物評が織り込まれてくるのである。歴史上の人物がとった行動の裏には、その人物ならではの行動規範があったはずだ。それが見えてくるから面白い。例えば最後の将軍・慶喜は才気煥発ではあるが、私欲の為に行動する人物と描かれている。そんな著者の視点から見れば慶喜の奇人変人ぶりにも納得がいくというものだ。それに引き比べて常に「私」を捨て「公」の信念を曲げなかった松平春嶽の志の高さこそが「天翔ける」のだろう。もう新たに、こんな骨太の小説を読むことができなくなったのは残念だ。

Posted by ブクログ

2023/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 職場の人の紹介で読んだ本 本格的な歴史小説は初めてで読み通せるか不安だったけど、ぶじに読み切った。  歴史のことはよく知らないけれど、続きが気になってページをめくる手が止まらなかった。  最後の勇姫と春嶽の会話が印象的だった。

Posted by ブクログ

2021/08/01

松平春嶽本人というより、春嶽から見た橋本左内、横井小楠、三岡八郎、坂本龍馬といった志士像を描いた作品。思想の変遷が分かりづらかったかな。

Posted by ブクログ

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