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日本軍兵士 アジア・太平洋戦争の現実 中公新書2465
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日本軍兵士 アジア・太平洋戦争の現実 中公新書2465

吉田裕(著者)

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日本軍兵士 アジア・太平洋戦争の現実 中公新書2465

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2017/12/20
JAN 9784121024657

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日本軍兵士

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商品レビュー

4.2

104件のお客様レビュー

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2025/12/14

https://x.com/nobushiromasaki/status/2000085744740933942?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

Posted by ブクログ

2025/10/01

『日本軍兵士』アジア太平洋戦争の現実 吉田裕 『続・日本軍兵士』帝国陸海軍の現実   “ アジア・太平洋戦争の「兵士の戦争史」である。 「兵隊は悲しいなあ、軍上層部の作戦計画などまったく知らされなくただ翻弄されるだけの存在だった」 従来日清戦争や日露戦争では参謀本部や軍令部が...

『日本軍兵士』アジア太平洋戦争の現実 吉田裕 『続・日本軍兵士』帝国陸海軍の現実   “ アジア・太平洋戦争の「兵士の戦争史」である。 「兵隊は悲しいなあ、軍上層部の作戦計画などまったく知らされなくただ翻弄されるだけの存在だった」 従来日清戦争や日露戦争では参謀本部や軍令部が統計資料を収録した大部の戦史を編纂していた。第一次世界大戦でも戦史を残している。しかし満州事変と日中戦争以降は敗戦前後の公文書焼却に加え戦史の編纂を途中で打ち切ったためそれすらない。ただしアジア・太平洋戦争については戦後防衛庁防衛研修所戦史室が編纂した『戦史叢書』全102巻がある。それは旧陸海軍幕僚将校グループの専有物で相変わらず作戦第一主義的な性格が強く兵站、情報、衛生、教育などは軽視していて「戦訓研究」の傾向が色濃い。 開戦に至る経緯と終戦およびその後の占領政策に関する研究では政治史や近代史研究者の成果も多い。「煙管の筒」の部分は社会史や民衆史の視点から書いたものはあるが、現実の戦争や軍隊を客観的に捉え直す軍事史研究そのものには手がつけられなかった。 著者は歴史学の立場から ①連合軍側の記録と付き合わせ②兵士の目線、「死の現場」に焦点を合わせて③帝国陸海軍の軍事的特性が兵士たちの過酷な状況にどう関係したのか、という問題意識で兵士たちの現実を大きな歴史的文脈に位置付けることを意図してこの作品を書いた。 ・15年間の戦争中1944年以降の最後の2年弱で戦没者は310万人中281万人を記録し91%に達する 政府、軍部、天皇中心の宮中グループの戦争終結の決意が遅れたことによる ・軍人・軍属の戦没者230万人のうち広義の餓死者は140万人(61%)と推定、これは制海・制空権の喪失による補給路寸断で食料不足の発生、栄養失調症・マラリア・脚気・精神神経症などの併発が多い 指導部の兵站を無視した無謀な作戦の結果である ・35万8000人の海没死(搭載量過重、船舶輸送居住区画の狭隘、坪当たり2.5人に対して5人も) 戦果に乏しい特攻死(陸海軍3848人)の蛮行 ・戦没者中自殺者・自決者が世界一多い、これは戦陣訓(1941年)が元凶で「動けなくなった傷病兵は捕虜になることを恐れて自殺する」結果である。 インパール作戦の退却路「白骨街道」(戦死の30%は敵弾、残りの6割は自殺・1割他殺・一部事故死)など、自決できなければ他殺が不文律の空気による ・兵士の体格・体力の低下、結核の拡大、虫歯の蔓延、病む兵士の心(恐怖・疲労・罪悪感)、被服・装備の劣悪化、軍靴も粗悪化で裸足や草鞋履き鮫皮靴も ・異質な軍事思想により 短期決戦・作戦至上主義で補給・情報・衛生・防御・海上護衛などが悉く軽視された。 極端な精神主義と中国軍や米英軍の過小評価 ・日本軍の構造的で根本的な欠陥として 統帥権の独立と両総長の権限、多元的・分権的で統一した国家戦略を決定できる政治システムを持たないまま戦争を戦った、私的制裁の横行、軍規の弛緩と退廃 ・後発の近代国家であり資本主義の後進性故の兵力と労働力の取り合い ・軍の機械化・自動車化、兵站の整備、軍事衛生や軍事医療、給食の充実などの課題はすべて先送りとなり兵士に一層過重な負担を強いる 歩兵の行軍装備限界重量 体重比35-40%に対して50%超え(30k)、「激しい撃ち合いの戦闘よりも行軍による体力・気力・戦意の消耗はとてもひどかった」 ・大日本帝国の悲惨な敗北を準備したのは軍事史的に見れば日中全面戦争の長期化と戦略的見通しを欠いた無統制な軍拡だった、「最大の犠牲者は中国の農民だが、補給を無視し略奪なしには生きていけないような作戦を強行した軍幹部の責任は大きい」 一部に例外はあっても、内向きの軍内出世競争を勝ち抜いた軍事エリートには「演習的机上作戦」はあっても現実の戦場とそれを担う兵士たちの存在や銃後の国民のことは眼中になかった。特殊社会育ちの彼らの思考空間は現実とはあまりにも乖離していた。部下兵士はもとより国家や国民がどうなるかよりも自分の出世競争に現を抜かす。彼らから本質的な政策や戦略・戦術は出てこず、考えが体制や構造に及ぶ術もない。立場の権限を振るうのみで、その影響や役割の責任意識はなかった。国力が圧倒的で常識的な指導者が率いる国には勝てるわけがない。 兵士たちの悲哀と軍指導部に対する怒りが最高潮に達したところで一連の作品は終わる。 指導者やリーダーの在り方を深く考える。 それによる兵士たちの犠牲の夥しさを。 実際の歴史を知る価値を痛感させる作品であった。 新書大賞・第30回アジア太平洋特別大賞 も宜なるかなである。

Posted by ブクログ

2025/10/01

多くの戦史を読んで来たが、これは教科書に載るような所謂歴史では無く、戦争の悲惨さ、残虐さを体感するリアルを伝えてくれる最上の作品。

Posted by ブクログ