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内部の真実 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2017/12/20 |
| JAN | 9784488407025 |

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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
基本的には短編作家で長編では代表作と呼べる作品がないような事をどこかの解説で読んで気がするが、長編も充分に楽しめた。文庫の解説にある通りアラ探しすれば、おかしな所もあるけれどガチガチのトリックより雰囲気優先の方が作品としては楽しめるし。日本統治下の台湾でしかも日本軍を舞台にした娯...
基本的には短編作家で長編では代表作と呼べる作品がないような事をどこかの解説で読んで気がするが、長編も充分に楽しめた。文庫の解説にある通りアラ探しすれば、おかしな所もあるけれどガチガチのトリックより雰囲気優先の方が作品としては楽しめるし。日本統治下の台湾でしかも日本軍を舞台にした娯楽ミステリーなんて、今後描かれる事なさそうだし貴重な作品です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミステリー小説には違いないが、日本統治下の台湾が舞台ということもあってか、非常に文学的な香りのする作品である。台湾語(中国語?)が随所に出てくるがゆえの読みにくさはあるが、情景描写などはとても緻密で、ときにミステリー小説を読んでいたことをわすれてしまいそうになる。 一方、ミステリーとして用意された舞台は、きわめて骨太だ。日本人の軍人同士での決闘騒ぎ。片方が撃たれて死ぬが、撃ったとおぼしき銃には銃弾は装填されておらず、撃った形跡も認められない。あまつさえ、現場に残された二挺の銃は、いずれも指紋が拭きとられている。このシチュエーションから同じ隊の軍人が事件の検証をするが、真相にたどり着いたと思いきや、別の矛盾が生じる。正しいと思われた仮説が、新たな謎を生む。パズルのようなストーリーに、読み手もおぼつかない足場の上を歩かされるような、迷宮の中を彷徨うような感覚に捉われるだろう。 日影丈吉の作品は初めて読んだが、単なる犯人当てや謎解きといった既定の枠にとどまらない、その意味で文学性の高い作品を書く作家であった。パズルのような物語は、完全に理解するためには再読が必要なのかもしれない。だが、それ以上にストーリーテラーとしての日影丈吉を楽しんだように思う。 いずれ再読するかもしれないが、今は、良質な物語を読み終えたあとの余韻にしばし浸っていたいと思う。
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他の出版社で出されたものを創元で復刊……とのこと。なので再刊となるようですね。 第二次大戦中の台湾で起こる曹長殺人事件。謎が謎を呼ぶような展開、捜査をしてもなかなか決め手を欠く状況にやきもきしながら読みました。楽しかったです。
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