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分かったで済むなら、名探偵はいらない
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2017/12/14 |
JAN | 9784334911980 |
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分かったで済むなら、名探偵はいらない
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
居酒屋「ロミオとジュリエット」にて繰り広げられる推理モノ。…推理モノ? 終わった事件の答え合わせのパターンで短編が組み合わせてある訳だが。 この居酒屋に訪れるお客さんはロミオとジュリエットに詳しい人が多いらしい。 その各々の異なる解釈のロミオとジュリエットが一方的に披露されるが、これが面白い。多分この小説のメインはこっち。 私は全くロミオとジュリエットを知らないので、自分の意見も無くとても興味深く読んだ。大人の都合に振り回された悲劇の恋の話なのかと思っていたら…。今のところ、ジュリエットの父親に同情している。 事件の推理はこの小説に於いては贅沢なアクセントと捉えたがそれは作者に失礼だろうか。 それから主人公の過去がぼんやり過ぎて想像もできずにいるのだが、続きがあるのだろうか。あれば読んでみたい。
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「一段階目の謎解き-ロミオとジュリエットを援用した再解釈-最終判断」という構造は、全編にわたって継続する。論理クイズを思わせるところもあるが、そこはきちんとエンタテイメントになっている。“滅私奉公”の蘊蓄なども。 (最終編の着地は、そこまでのキレは無いかもしれないが) この約束事を楽しめるかどうかで、作品の評価は変わろう。 さて、ところで、名探偵の恋路は?
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恋人の父親を犯罪者として見抜いてしまったことを後悔する刑事は、今日も居酒屋「ロミオとジュリエット」で飲んでいる。そこに持ち込まれるさまざまな愚痴、相談、挑戦。問題解決のきっかけになるのはいつも、ロミオとジュリエットのあらゆる解釈だった。 安楽椅子探偵的な連作短編集。アイディアは...
恋人の父親を犯罪者として見抜いてしまったことを後悔する刑事は、今日も居酒屋「ロミオとジュリエット」で飲んでいる。そこに持ち込まれるさまざまな愚痴、相談、挑戦。問題解決のきっかけになるのはいつも、ロミオとジュリエットのあらゆる解釈だった。 安楽椅子探偵的な連作短編集。アイディアは面白いし、一話一話の真相もなるほどと思わせるものもあるし、ロミジュリの解釈もそれぞれ面白かった。でもなんか……くどいというか、ちょっと疲れた。
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