リュシス 恋がたき 講談社学術文庫
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リュシス 恋がたき 講談社学術文庫

プラトン(著者), 田中伸司(訳者), 三嶋輝夫(訳者)

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リュシス 恋がたき 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/12/01
JAN 9784062924597

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リュシス 恋がたき

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商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2025/01/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

「リュシス」と「恋がたき」の短編二つを収録してある。「リュシス」は「どのような人が友達となるのか」を主題に友愛について議論していく話で、最後にはお決まりのアポリアに陥ってしまう。「恋がたき」は「哲学とは何か」ということを少年を論駁しながら探求していく話。どちらも恋する美少年たちの中にソクラテスが割って入っていって話をするようになっているが、美少年好きのソクラテスにしてはでれでれせず冷静なように感じる(笑)。 なんでそうなるんだ??と思わされるところもけっこうあるが、短いので読みやすいには読みやすい。

Posted by ブクログ

2021/05/16

自分が哲学に詳しくないせいか、結論を見てもピンと来ませんでした。 友愛とは何か、哲学とは何かを前提知識を使わず検証していくのは面白かったです。

Posted by ブクログ

2019/11/06

「○○とはなにか?」と問いがたてられ、いろいろ議論したあげく、「○○ということについて、わたしたちは知らない」ということが確認される、ソクラテス対話シリーズかな? こうした「知らない」対話篇は、初期プラトンの特徴なんだけど、解説によると、中期に近い性質もあるとのこと。 たしか...

「○○とはなにか?」と問いがたてられ、いろいろ議論したあげく、「○○ということについて、わたしたちは知らない」ということが確認される、ソクラテス対話シリーズかな? こうした「知らない」対話篇は、初期プラトンの特徴なんだけど、解説によると、中期に近い性質もあるとのこと。 たしかに、議論の展開が複雑というか、精緻で、いろいろな角度から問題にアプローチして、それぞれが論理的に間違っていることが証明されていく。 その手際は、なぜかデリダの脱構築を思い起こさせる。 プラトンのなかでは、比較的マイナーな作品とのことだが、議論されているのが「愛」とか、「知」で、知を愛するという意味の「フィロソフィー」であることを考えれば、かなり重要な作品でもあるのかな?

Posted by ブクログ