小泉放談 宝島社文庫

小泉今日子(著者)

• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2017/12/01
• JAN: 9784800276698

商品レビュー

2024/05/11

ちょうど著者がこれを書いた同年齢で、しかも三姉妹の末っ子で姉たちにちょうど身体や心が不安定になったことを相談していた時だっただけに、そうかー、やっぱり必ず楽になる時が来るんだな！とキョンキョンと一緒に諸先輩方から元気をもらった気分。読んでる時はモグモグ甘いものに手を伸ばしたり、あーまたこんなことして私ってダメだなぁと思う時もあったけど、だんだんその時間すら楽しくなってきて今はこういう時なんだ、って自己肯定感を後押ししてくれた読後感。それにしてもやっぱりキョンキョンは特別に才能もあってかっこくて、当たり前だけど出てくる人皆んな違う世界の人だ…と思いつつも、学べることは沢山ある内容でした。

2024/02/23

小泉今日子さんと、50歳を迎えた
25名のゲストとの対談が本になったもの。

以前読んだ別の著書のエッセイで、
歳上の方の友人を作るとよいと
書いていたが、
まだもう少し先の50歳を迎えた
皆さんの話、すごく勉強になった。

やはり、歳上の方の経験値って
あるんだなーと。
今の自分とは違う、人生観を
色々と教えてくれた。
50歳を迎えるのも楽しめそう！

2023/04/27

個人的に好きなYOUさんと江國香織さんとの対談が特におもしろかった。
豪華なゲスト陣の中には、失礼ながら存じ上げない方々も数名いらっしゃったので、読後にどんなお方なのかネットで検索して調べるのも楽しかった。
小池都知事以外のどのゲストとの対談を読んでも、小泉さんがいかに素晴らしい女性で、才能にあふれていて稀有な存在かなどなど称賛の嵐が続くので、本書の主役はゲストではなく小泉今日子さんなんだという印象を受けた。
小泉さんがゲストと共にこれからの女性の生き方を考えるというよりも、小泉さんの生き方がゲストとの対談によって浮き彫りにされている感じ。
あと巻末のエッセイでは、小泉さんの亡くなられたお姉さまについて描かれているけれど、内容について少々複雑な気持ちになったので☆2つ。