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伝わるちから 小学館文庫
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伝わるちから 小学館文庫

松浦弥太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2017/12/01
JAN 9784094064858

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商品レビュー

4

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2025/11/06

「その心の中から、不安と寂しさが消えることはないんだ。だったら、そんな不安と寂しさを愛してみてはどうかな。そういう生き方はとてもすてきだと思う。そう、自分の弱さを決して嫌いになってはいけないんだ……。」 この言葉に出会った瞬間、次の文章に進めずずっとそこのことばに立ち止まって、...

「その心の中から、不安と寂しさが消えることはないんだ。だったら、そんな不安と寂しさを愛してみてはどうかな。そういう生き方はとてもすてきだと思う。そう、自分の弱さを決して嫌いになってはいけないんだ……。」 この言葉に出会った瞬間、次の文章に進めずずっとそこのことばに立ち止まって、ずっとずっと泣いていた。嗚咽した。涙が止まらなかった。最近、なにかと涙もろい。 「見るというのは、見えているものを、単に目に写してわかったつもりになるのではなく、ぱっと見では見えない、かくれているきらきらした輝きを、いかによく見て発見するかである。すてきなことや美しいことはそうやって見つけるものだと思っている」 このことばを読んだとき、いままでじぶんがだいじにだいじにしてきた気持ちを、うまく言語化してもらえたような気がして。わたしみたいなひとって少数派だから色々言われたり心苦しいこともあったし辛い夜もあった。でも、松浦弥太郎さんも、そうおもってるんだ、って、なんだかやさしくかんじた。あたたかい背中みたい。あったかいよ。 「やめずに休憩を」の章もすごくよかった。わたし、最近はとくに、そういうの心がけてたから。やめるのではなく、休憩。「まわりがどんなに自分を追い抜いていこうと気にせず休憩」。すてきなことばだ。お守りにしたいことば。 「真似るは学ぶこと」の章も、今の自分に響いた。わたしは、のんびり屋さんでのんきで、策略や戦略を考えることがとっても下手くそだ。だから、他の尊敬する作家さんの、生きていく姿勢を真似するようになった。益田ミリさんの、締め切りの1ヶ月まえに書き上げちったみたいなエピソードとか、いしいしんじさんの手を怪我するまで推敲を重ねたエピソードとか。尊敬するひとから、学ぶのって、こころときめくからうちはうれしい。 「おだてに乗ってみる」の章を読んで、わたしはもっと自分に謙虚になって、他の人の言葉を受け入れてみようと思えた。自分にまったく向いていない堅い仕事、資料の管理をする、ずっと憧れてた職業だったけれど、みんなががんばらなくてもできることががんばってもできない。ハンコを上下逆に押したり。やりたいこと、と、向いていることって、違うのかも。むかし、バイト先のひとから、物書きが向いていそう、とか、作品読んだこともないのにいわれたことがあって。たしかに、学生バイトなのに、職員さんから報告書の添削を頼まれたりもしてて。ひとからみて、いいといわれたこと、無視しないで聞き入れてみようと思えたんだよな。やりたいこと、じゃなくて、向いていそうといわれたこと。 この本は、いきていくときに、ずっとそばに置いていきたいと思えるような本です。

Posted by ブクログ

2025/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

付箋をたくさんつけて、うなずきながら読みました。 ・人の「気」を見る 「料理で覚えるべきことは、技や知識ではなく、愛情の表現です」と教えてくれたのは、料理家のウー・ウェンさんだ。おいしさとはやっぱり口だけで感じるものではなく、その時その時の状態による「気」という心で感じるものが大きいのだろう。 ・弱った自分を逃がす 疲れてしまったり、小さなことで傷ついたり、心が折れてしまったりして、自分ではどうしようもなくなることがある。そんな時、僕は自分が自分らしくなれる場所に行くことにしている。自分をリセットできる場所。弱った自分を、ちょっとの間、逃がしてあげれるような場所。 ・背中をのばす おしゃれに一番大切なのは姿勢だと思うの。何をきていようとも、背筋を伸ばして胸を張って歩くことじゃないかな。 ・聞き上手になる 聞き上手というのは、感動上手であるということだ。たとえば話題が気恥ずかしいことであっても、何かしら些細な点を見つけて感動してくれるから、さらにあれこれと話しを続けてしまう。しかも、意見はあっても、基本的に全肯定の姿勢で聞いてくれるから安心なのだ。 ・その人を思うこと 誰もが食べやすい大きさに切るのが基本、という心持ちに僕ははっとした。仕事においてもくらしにおいても、相手の何かがしやすいようにひと手間かける、もしくは心がけることは、じっさいには気がつきにくいことでもある。 ・見えないところの身だしなみ 引き戸や雨戸が収納されるところの蓋の精巧さであったり、ドアノブの指が触る裏側のなめらかさであったり。人がそこで長く暮らさないと気が付かないような見えないところの、ある種身だしなみのようなものが、生み出す、はっとするすてきさに心が揺れ動いた。 ・勝負からだを持つ 勝負服よりも勝負からだを持つ方がさきだと思う。その努力が大事。見た目の勝負というのは、いざという時裸になって立ち姿で勝てるかというのがほうとうのような気がする。 ・しあわせのおすそわけ しあわせとは、誰かが決めるものではなく、自分自身の感じ方考え方である。そこには基準や比較がある訳ではない。そしてしあわせは、結果でものなく目に見えるものでもない。 ・食べる人のことを思う 料理を楽しむということは、暮らしをたのしむということである。ならば料理上手は暮らし上手であろう。暮らしを豊かにしたいなら、まずは料理をはじめてみればいい。 ・真似ることは学ぶこと あれこれ悩まず真似ることからはじめるのが一番いいとおもっている。真似したい対象をみつけることも才能。 ・余白を作る しごとについても暮らしについても、頑張りすぎないというか、全力をつくさない(八割くらいがちょうどいい) ・未来への自分へ 急がない 求めない 怒らない よく休みよく遊ぶ 早寝早起き はっきり伝える 文句は後回し 約束を守る いつも感謝 欲張らない 言葉を慎む いつも笑顔 先に与える もっと素直に 今日も丁寧に しらんぷりしない 楽しむ工夫 もっと親切に など 当たり前事の精度を高める。 ・自信の作り方 本を読むでもいい、人の話を聞くのでもいい、新しいことに役立ちそうな思いつくことを日課にしてみよう。悩みの感情は何もしない時にやってくる。だからいつもその前に何かに没頭する。そうすれば不安も消え、いつしか自信が高まる。

Posted by ブクログ

2025/10/06

イモトさんのレビューで購入。私も同じように書き込み付箋し読んでいる。宝物みたいな視点やフレーズが多くて、抱きしめたくなる一冊。 これを読みながら朝コーヒー飲むのがしあわせな時間。

Posted by ブクログ