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書店主フィクリーのものがたり ハヤカワepi文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2017/12/07 |
JAN | 9784151200939 |
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書店主フィクリーのものがたり
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商品レビュー
3.8
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アリス島に一軒だけある書店アイランド・ブックス。店主のフィクリーは妻と共にその店を営んでいたが、彼女は自動車事故で亡くなってしまった。寂しい生活を送っていたフィクリーだったが、酒に酔って寝てしまったある夜、掘り出し物として所蔵していたポーの稀覯本『タマレーン』を盗まれてしまった...
アリス島に一軒だけある書店アイランド・ブックス。店主のフィクリーは妻と共にその店を営んでいたが、彼女は自動車事故で亡くなってしまった。寂しい生活を送っていたフィクリーだったが、酒に酔って寝てしまったある夜、掘り出し物として所蔵していたポーの稀覯本『タマレーン』を盗まれてしまった。意気消沈の日々を送っていたある日、店の中に小さな女の子が捨てられているのを発見する。フィクリーはその女の子マヤを自分で育てようと決心する。 かなり偏屈だったフィクリーがマヤを育てながら少しずつ変わっていく。そんな二人を取り巻く、義姉のイズメイとその夫ダニエル、警察署長のランビアーズ、書店に営業に来る出版社社員のアメリア、その他の人びと。マヤの成長と共に、それらの人々の交流を描いて話は進んでいく。 ちょっとハードな場面があったり、主要人物が結構亡くなってしまうのだが、ハートフルな展開で、読んでいてとても暖かな気持ちになれる。 書店を舞台にしているということもあり、文学作品がたくさん出てくる。特に、各章の前にアメリカ作家の短篇小説について、フィクリーの短いコメントが付されて紹介されている。こんなところも本好きには堪らない。
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始めは偏屈な人だなと思いながら読んでいたものの,マヤが登場したあたりからどんどん引き込まれました.フィクリーが亡くなるあたりから最後まで不覚にも泣いてしまいました.どの登場人物もよかったです.
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図書館本 前から読みたかった1冊です 最初翻訳の感じがしっくりこないところもあり、あれ?思ったのと違う? と感じていたのも束の間 マヤ登場で一気に引き込まれました 子供がいると感覚が一気に変化します 嫌いだったエルモを好きになるように マヤがとても賢い子だというのもポイントが...
図書館本 前から読みたかった1冊です 最初翻訳の感じがしっくりこないところもあり、あれ?思ったのと違う? と感じていたのも束の間 マヤ登場で一気に引き込まれました 子供がいると感覚が一気に変化します 嫌いだったエルモを好きになるように マヤがとても賢い子だというのもポイントが高いところ テーマは、本を読むということは人生における何? なのかなと私は感じました 「ぼくたちはひとりぼっちではないことを知るために読むんだ。ぼくたちはひとりぼっちだから読むんだ。ぼくたちは読む、そして僕たちはひとりぼっちではない」 本好きの人にはたまらない、本屋さんのお話です
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