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情報リテラシーのための図書館 日本の教育制度と図書館の改革
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情報リテラシーのための図書館 日本の教育制度と図書館の改革

根本彰(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2017/12/02
JAN 9784622086505

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 情報リテラシー教育
  • 図書館の役割
  • 日本の教育改革
  • 批判的思考の育成
  • 社会機関としての図書館
  • 書物と文化の関係
  • 情報探索と評価
  • 公共情報サービスの重要性
  • 歴史的背景の考察
  • 教育制度の比較分析

情報リテラシーの重要性を深く掘り下げた本書は、図書館の役割を単なる情報提供にとどまらず、利用者の思考力を育む教育機関として位置づけています。情報が氾濫する現代において、図書館は信頼できる情報の拠点であり、利用者に対して情報を探索し、評価し、自らの問題を解決する力を養うことが求められています。また、日本と欧米の情報リテラシー教育の違いを歴史的背景から考察し、教育制度の改革の必要性を指摘しています。読者は、情報リテラシーの概念が単なるツールの活用にとどまらず、批判的思考を育む力を含むことを理解し、図書館の社会的役割について新たな視点を得ることができます。繰り返し読むことで、さらに深い理解が得られる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リテラシーという言葉をあちこちで聞いたり目にしたりする機会がここ10年くらいの間に格段に増えましたが、本書にあるように自分もあまり区分けをしてなかったと言うかごちゃ混ぜになっていたように思いました。(というよりあまり深く考えてこなかったという方が率直か…) 自分の周囲でも調べ物と言えばまず「ウィキペディア」という人がとても増え、自分自身も個人的な調べ物の時にはかなり活用させてもらっていますが、その内容の信頼性というものは常に疑ってかかれよということは図書館員の間では当然のこととなっていました。それはそれとして「(ウィキペディアが)情報リテラシーを身につけるための教材として優れているのは、自らの信頼性に限界があることを前提として、それを確保するための仕掛けがほどこされているところに認められる(p58)」とあるのを読んで確かにそうだなぁととても納得させられました。 あんまり考えずにしてきたことを改めてこうして読むことで意識するようになりますね。 図書館種別による職員の配置について(第6章)、専門図書館の職員配置というのがこんなに少ないものなのかと驚きました。このデータの年より以前に自分は専門図書館に就職を目指したことがあり、この数値を見ていかに当時特殊で狭き門である就職先であったか痛感しました。  なぜ司書資格を取れる学校がかなりあるのに就職先がほぼないのか、本章を読むとこれまでその理由として認識していたことがもっと深く分かったように思いました。 確かに単位取得だけで取れる国家資格というだけでも特殊です。「専門資格としては取得が容易な甘い資格である(p140)」という指摘はもう全くその通り、だから非正規も増えるし、学校への配置も中途半端になってしまうんだよと。 そして生徒を確保するために学校が資格を取れるとうたいそれで子どもはやってくるけれど、取った資格が実は活かせるものではないというのはまるで詐欺のようではないかと思ってしまいました。(p157) 自分は本書を、目的と違う読み方をしてしまったなぁと思いつつ読了。 発刊より3年ですが、図書館関係者にはこれからも読まれるべき一冊だと思います。

Posted by ブクログ

2025/05/03

情報リテラシーをツールを有効活用して情報を取得できる能力だと理解していたが、それだけではなくてもっと包括的なもの、物事を自分なりに解釈する思考力(「事実→情報→知識→知恵」という段階で高次的に)も含んでいるということを知って新鮮だった。 書籍におけるネットワーク関係の重要性を知...

情報リテラシーをツールを有効活用して情報を取得できる能力だと理解していたが、それだけではなくてもっと包括的なもの、物事を自分なりに解釈する思考力(「事実→情報→知識→知恵」という段階で高次的に)も含んでいるということを知って新鮮だった。 書籍におけるネットワーク関係の重要性を知り、もっとメタデータ等について学びたいと思った。 図書館制度の課題(専門大学院のような制度がない、様々な館種に対応した教育課程ではない、需要過多になっているなど)については、引き続き考えていきたい。 繰り返し読んで、他の関連書籍も読んでもっと理解を深めたい

Posted by ブクログ

2022/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

根本彰著『情報リテラシーのための図書館-日本の教育制度と図書館の改革』(みすず書房) 2017.12.1第1刷発行 2022.9.26読了  情報リテラシーとコンピュータリテラシーを混同している人向けに書かれた本と推察するが、思いつくままに書きだしたのかと疑いたくなるほど、読みにくい。論理展開の整序について工夫すべき点があるのではないかと感じた。  なお、本書の本旨は、従来の教育課程では情報リテラシーの習得が必ずしも重要視されてこなかったことを指摘し、今後の教育改革においては、情報リテラシー教育の充実と情報リテラシーを推進する装置としての図書館改革を同時に進めていく必要がある、というものである。  明治期以降、黙読と暗記を中心とした教育課程に収斂していったとあるが、その理由について本書は詳しく述べていない。  図書館を含めた教育機関が思想善道の一翼を担っていた歴史を考えると、むしろ、この国は市民が批判的思考を持つことを嫌悪しているのかもしれない。近代初期にみられた立身出世の風潮は例外として、立憲君主制というタガが嵌められている以上、批判的思考が育たないのも無理からぬことだろう。集団主義的適応能力が美徳とされる日本において、情報リテラシーは食い合わせが悪いのである。 【目次】 はしがき 第1章 「エウリディケを冥界から連れ出すオルフェウス」  1 コローの絵のオリジナルを求めて  2 絵画検索のための情報リテラシー 第2章 読書大国からネット社会へ  1 リテラシーと情報リテラシー  2 読書感想文と自由研究  3 フロー情報とストック情報 第3章 情報リテラシー教育の必要性  1 ネットを使いこなす?  2 情報リテラシーの過程  3 日本における情報リテラシーの課題 第4章 文化史的背景  1 日本人のリテラシー  2 武士の学びと庶民の学び  3 文字社会の形成と民衆読書  4 文庫と知のネットワーク 第5章 近代文字社会における図書館  1 近代における学びの変遷と読書  2 明治・大正における図書館  3 昭和期の図書館 第6章 図書館と図書館員  1 図書館の昔と今  2 図書館の基本的な業務  3 日本の図書館員の資格制度のあり方  4 アメリカの図書館職 第7章 図書館と博物館を比較する  1 専門職の社会学  2 博物館法と図書館法  3 資格と養成 第8章 大学入試改革と学習方法・カリキュラム  1 近づいている大学入試改革  2 欧米の学校における学び  3 情報リテラシーのための図書館 第9章 情報リテラシーの回路  1 ふたたび、図書館員のイメージ  2 リテラシー、情報リテラシー、高次リテラシー  3 インフラとしてのデジタル情報ネットワーク  4 情報リテラシー装置を使いこなせたか 引用/参考文献 索引

Posted by ブクログ

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