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奇蹟審問官アーサー 月食館の朝と夜 講談社ノベルス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/12/07 |
JAN | 9784062991162 |
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奇蹟審問官アーサー 月食館の朝と夜
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
異形の館に起きる、奇怪な装飾を伴った二重殺人、とくれば不可能犯罪ものを期待するところだが、そうではなくて理詰めのロジックで犯人を追い詰めるフーダニット。登場人物たちが交わす会話の主題も、オカルト趣味の因縁話ではなく、神の救済の是非について。クライマックスでアーサーが展開する論理は...
異形の館に起きる、奇怪な装飾を伴った二重殺人、とくれば不可能犯罪ものを期待するところだが、そうではなくて理詰めのロジックで犯人を追い詰めるフーダニット。登場人物たちが交わす会話の主題も、オカルト趣味の因縁話ではなく、神の救済の是非について。クライマックスでアーサーが展開する論理は、少し回りくどいくらいに神経の行き届いたもので、緻密でかつ美しい。ただロジックの中核を成すアイデアは隠し切れていない気がする。ちと露骨。
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奇蹟審問官アーサーシリーズ。間が空き過ぎて、アーサーがどんなキャラクターだか忘れてしまった。読んでいく内に思い出した。 今作はトリックよりもフーダニットに重点を置いた本格ミステリだった。物語の半ば位まで事件が起こらないどころか、不穏な空気にもならない。後半から一転、ネチっこい推理...
奇蹟審問官アーサーシリーズ。間が空き過ぎて、アーサーがどんなキャラクターだか忘れてしまった。読んでいく内に思い出した。 今作はトリックよりもフーダニットに重点を置いた本格ミステリだった。物語の半ば位まで事件が起こらないどころか、不穏な空気にもならない。後半から一転、ネチっこい推理がこれでもかと続く。そうそう、柄刀さんはこういう作風だったな。 雑学が長々と出て来る前半部分が惜しい。尤も、それを冗長と取らずに好む人も確実にいるのだろうけど。
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シリーズ最新作。 何となく思い出した頃に新作が出るこのシリーズが、多分、柄刀一のシリーズ作品の中で一番好きである。 内容について書こうかと思ったが止めておこう。余計なことを書くとネタバレになりそうだ……。
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