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奇蹟審問官アーサー 月食館の朝と夜 講談社ノベルス
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奇蹟審問官アーサー 月食館の朝と夜 講談社ノベルス

柄刀一【著】

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奇蹟審問官アーサー 月食館の朝と夜 講談社ノベルス

1,012

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/12/07
JAN 9784062991162

奇蹟審問官アーサー 月食館の朝と夜

¥1,012

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2024/01/01

異形の館に起きる、奇怪な装飾を伴った二重殺人、とくれば不可能犯罪ものを期待するところだが、そうではなくて理詰めのロジックで犯人を追い詰めるフーダニット。登場人物たちが交わす会話の主題も、オカルト趣味の因縁話ではなく、神の救済の是非について。クライマックスでアーサーが展開する論理は...

異形の館に起きる、奇怪な装飾を伴った二重殺人、とくれば不可能犯罪ものを期待するところだが、そうではなくて理詰めのロジックで犯人を追い詰めるフーダニット。登場人物たちが交わす会話の主題も、オカルト趣味の因縁話ではなく、神の救済の是非について。クライマックスでアーサーが展開する論理は、少し回りくどいくらいに神経の行き届いたもので、緻密でかつ美しい。ただロジックの中核を成すアイデアは隠し切れていない気がする。ちと露骨。

Posted by ブクログ

2018/02/06

奇蹟審問官アーサーシリーズ。間が空き過ぎて、アーサーがどんなキャラクターだか忘れてしまった。読んでいく内に思い出した。 今作はトリックよりもフーダニットに重点を置いた本格ミステリだった。物語の半ば位まで事件が起こらないどころか、不穏な空気にもならない。後半から一転、ネチっこい推理...

奇蹟審問官アーサーシリーズ。間が空き過ぎて、アーサーがどんなキャラクターだか忘れてしまった。読んでいく内に思い出した。 今作はトリックよりもフーダニットに重点を置いた本格ミステリだった。物語の半ば位まで事件が起こらないどころか、不穏な空気にもならない。後半から一転、ネチっこい推理がこれでもかと続く。そうそう、柄刀さんはこういう作風だったな。 雑学が長々と出て来る前半部分が惜しい。尤も、それを冗長と取らずに好む人も確実にいるのだろうけど。

Posted by ブクログ

2017/12/10

シリーズ最新作。 何となく思い出した頃に新作が出るこのシリーズが、多分、柄刀一のシリーズ作品の中で一番好きである。 内容について書こうかと思ったが止めておこう。余計なことを書くとネタバレになりそうだ……。

Posted by ブクログ

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