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86―エイティシックス―(Ep.3) ラン・スルー・ザ・バトルフロント 下 電撃文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2017/12/09 |
| JAN | 9784048933971 |

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86―エイティシックス―(Ep.3)
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商品レビュー
4.4
19件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『86―エイティシックス―Ep.3〈下〉』は、物語の大きな節目を刻む巻でありながら、読者の心を最後まで揺さぶり続ける力を持っている。あの第1巻のエピローグへと繋がっていくことを知りつつ読み進めるにもかかわらず、戦場の緊張感、仲間の生死、そして新たな舞台での戦いの苛烈さに、ページをめくる手は止まらなかった。むしろ「知っている結末」に至るまでの過程が、これほどまでに重厚で、そして切迫したものであったかと痛感させられる。 特に印象深いのは、主人公シンをはじめとする86たちが直面する「なぜ戦い続けるのか」という根源的な問いである。死地に身を投じることが宿命であるかのように描かれる一方で、その姿は決して無機質な消耗ではなく、確かな意志と絆に支えられている。読者はその姿に胸を締め付けられながらも、同時に高揚感を覚える。 また、戦術や軍事描写の緻密さはシリーズの大きな魅力だが、本巻ではそれに加え、「絶望の中に見いだされる希望」という物語の根幹が鮮明に浮かび上がる。長い戦いの果てに訪れる再会や、未来への予兆がもたらす感動は、単なる娯楽作品の域を超えて、読者に深い余韻を与えるものであった。 総じて、『Ep.3〈下〉』はシリーズの緊張と情熱を凝縮し、なおかつ次なる展開への架け橋となる力作である。あらかじめ「結末」を知っているからこそ、そこに至る道のりの険しさや尊さがより一層鮮明となり、読み終えた後には静かな感動と、物語の重みを心に刻むことになるだろう。
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購入積読本~サンマグノリア共和国とギアーデ帝国の戦争を舞台に、人種差別を受け、無人戦闘機に搭乗させられ戦う少年少女たちを描いた物語の第3弾。電磁加速砲台“モルフォ“を投入してきたレギオンに対し、残された人類は連合を組み、立ち向かう。表題にもなっている「ラン・スルー・ザ・バトルフロ...
購入積読本~サンマグノリア共和国とギアーデ帝国の戦争を舞台に、人種差別を受け、無人戦闘機に搭乗させられ戦う少年少女たちを描いた物語の第3弾。電磁加速砲台“モルフォ“を投入してきたレギオンに対し、残された人類は連合を組み、立ち向かう。表題にもなっている「ラン・スルー・ザ・バトルフロント」がアツい。モルフォへの猛進と、敵の後続を抑えるため、仲間が一人、また一人離脱していくシーンは胸が苦しくなった。戦いの末、シンの思い至った心境の変化もいい。新たな仲間と共に歩む4巻が気になります。
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二部作の戦争映画を観終えた気持ちである。切なさなのか、悲しみなのか、荒んでいるのに何故か清々しい気持ちになれる。 兵器同士のぶつかり合いはもちろん、他を圧倒する巨大な兵器にどう挑むのか? が圧倒的熱量で描かれていて目が離せなかった。 小説、特にエンターテインメント小説は駆け引き...
二部作の戦争映画を観終えた気持ちである。切なさなのか、悲しみなのか、荒んでいるのに何故か清々しい気持ちになれる。 兵器同士のぶつかり合いはもちろん、他を圧倒する巨大な兵器にどう挑むのか? が圧倒的熱量で描かれていて目が離せなかった。 小説、特にエンターテインメント小説は駆け引きが何より重要だ。引いたと思ったら押してきて、引いたと思ったら……この繰り返しだと飽きるので変化球を織り交ぜたり間を置いたりするが、安里はもう徹底して「これが読みたい」という熱量で押してくる。その様はもう「一巻から読め」としか言えない。面白い。
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