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ウズタマ

額賀澪(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2017/11/25
JAN 9784093864879

ウズタマ

¥605

商品レビュー

3.9

74件のお客様レビュー

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2024/06/22

養護施設育ちの大学生・皆瀬悟は、家族を知らなかった。が、疑似家族と出会い、その人たちとの時間を「いつかは終わる」と思いながらも、大切に、大切に育んでいた。 そして、終わった。悲しい事件の為に。 周作は、シングルマザーの詩織との結婚を控えたある日、父親から、謎の通帳を渡される。 ...

養護施設育ちの大学生・皆瀬悟は、家族を知らなかった。が、疑似家族と出会い、その人たちとの時間を「いつかは終わる」と思いながらも、大切に、大切に育んでいた。 そして、終わった。悲しい事件の為に。 周作は、シングルマザーの詩織との結婚を控えたある日、父親から、謎の通帳を渡される。 誰かが自分のためにに振込みを続けてくれていたのだ。 通帳を渡して、間もなく、父親が脳梗塞で倒れ、昏睡状態に陥り、真相を聞くことができなくなった。 振込み を続けた人を探し始めた周作は、25年前の傷害致死事件に行きついた。 新しく家族を作る事を怖れる周作。 家族の絆を切望した皆瀬悟。 二つの魂が、漸く重なり合い、新しい絆が生まれる。 泣いた。

Posted by ブクログ

2024/06/02

冒頭の衝撃と表紙のギャップに混乱しながら読む。 罪をひとりで背負った皆瀬。 事実に行きついた周作。 事実を伝えられなかった父。 みんなただ普通に幸せになりたかっただけなのにね。 皆瀬の優しさ、愛情の深さにすべてが救われた。 だけど…自分だけが損をする生き方は良くないとそう思う。...

冒頭の衝撃と表紙のギャップに混乱しながら読む。 罪をひとりで背負った皆瀬。 事実に行きついた周作。 事実を伝えられなかった父。 みんなただ普通に幸せになりたかっただけなのにね。 皆瀬の優しさ、愛情の深さにすべてが救われた。 だけど…自分だけが損をする生き方は良くないとそう思う。 終わりよければすべて良し…とは思いきれなかった。 インパクトのある小説だった。

Posted by ブクログ

2024/05/27

 やっぱこの表紙ですよぉ~♪激しく惹かれますよ、ね!!いつか読んでみたいと思っていたんですが、ハッピーアワーをキメたK村さんのレビューが私の背中を押してくれました。ありがとうございます。  物語の主人公は、松宮周作という28歳の男性、シングルマザーの紫織との結婚を考えていた。周...

 やっぱこの表紙ですよぉ~♪激しく惹かれますよ、ね!!いつか読んでみたいと思っていたんですが、ハッピーアワーをキメたK村さんのレビューが私の背中を押してくれました。ありがとうございます。  物語の主人公は、松宮周作という28歳の男性、シングルマザーの紫織との結婚を考えていた。周作は父子家庭で育ったが、母がいないことでみじめな思いをするようなことはなかった。ある日、自分のために長年に渡りお金を送り続けてくれた人がいることを知る…。その真相を知る唯一の存在である、父の将彦は脳梗塞で倒れてしまいっていた。自分の過去を調べる周作…そしてたどり着いたのは、25年前に起こった傷害致死事件、被害者は母、加害者は18歳の少年だった…。  と、表紙からは想像もできない展開になるんですけどね…でもちゃぁ~んと、ウズラのタマゴの載った塩ラーメンも登場します。ちょっと設定にムリがある…ような、気がしないでもないんだけれど…あったかい家族の愛を感じられる素敵なお話でした。お互いを思うあう気持ちがあれば、血縁であるか否かは関係ないんですよね…それでも家族だから…ちょっとだけ、瀬尾まいこさんの「そしてバトンが渡された」の読後に似ている感じがしました。

Posted by ブクログ

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