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近衛文麿 野望と挫折
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近衛文麿 野望と挫折
¥1,815
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
本書で昭和史の歴史観が変わった。歴史を「事実の羅列」としたり「記憶力のテスト」とするのは歴史への冒涜と思う。歴史から学ぶ機会を奪ってしまう。「失敗の本質」の教訓。特に日本史の教科書は酷い。 1.陸軍主犯説に反対 太平洋戦争主導したのは海軍 米国からの輸入がなければ戦争は出来ない...
本書で昭和史の歴史観が変わった。歴史を「事実の羅列」としたり「記憶力のテスト」とするのは歴史への冒涜と思う。歴史から学ぶ機会を奪ってしまう。「失敗の本質」の教訓。特に日本史の教科書は酷い。 1.陸軍主犯説に反対 太平洋戦争主導したのは海軍 米国からの輸入がなければ戦争は出来ない 2.真珠湾攻撃は世界史レベルの愚策 3.近衛文麿は昭和天皇を対等視していた 4.三国同盟に勝機「対英」に絞り「対米」回避 5.近衛は暗殺 「天皇に戦争責任」の主張を排除 cf「愚かなる開戦」鈴木壮一はもっと過激のようだ
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近衛文麿 林千勝 WAC 副題を「野望と挫折」 かなり面白い これを読んで 近衛文麿についての印象が 随分と変わったし 戦前戦中戦後の常識にも 新情報となって考えさせられる ただし 著者の林千勝さんが 尊皇思想に固まっているが故の 偏見を考慮する必要があるだろう
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近衛自身の真意や死の真相は作者の推論通りかどうか分からないけど、それを除外しても以下は不勉強ながら目からウロコ。 ・朝日新聞の戦前・戦中と戦後のスタンスが180度違うというのは間違い。戦前・戦中共、日本の敗戦を契機に赤化する意図があった。戦後も? また、本書では余り触れられていないが、恐らく他の新聞社も同様なのだろう。 ・アメリカ・日本共にコミュンテルンに操られ、戦争に突き進んだ。そう言われてみると、大政翼賛会なんて、旧ソ連・中国・北朝鮮と同様の一党独裁。共産党のやり口。 ・GHQの統治にも共産勢力の意思が働いている。その際に策定された今の憲法って?共産党が頑に改憲を否定するのも当然のこと。 ・日本以外の現在の西側諸国も終戦直後は赤化する可能性が有った。 恐らく今も共産党勢力の残党が各所で工作活動をしている?
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