加藤周一著作集(10) ある旅行者の思想
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加藤周一著作集(10) ある旅行者の思想

加藤周一(著者)

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加藤周一著作集(10) ある旅行者の思想

定価 ¥4,180

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 1979/05/01
JAN 9784582365108

加藤周一著作集(10)

¥550

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2026/01/29

『ウズベック・クロアチア・ケララ紀行』(1959年年、岩波新書)のほか、『世界漫遊記』(1977年、講談社)に収録された文章をまとめています。 『ウズベック・クロアチア・ケララ紀行』は、著者が共産主義の国や地域をじっさいにたずねて、そこで見聞した社会のありかたを語った本です。た...

『ウズベック・クロアチア・ケララ紀行』(1959年年、岩波新書)のほか、『世界漫遊記』(1977年、講談社)に収録された文章をまとめています。 『ウズベック・クロアチア・ケララ紀行』は、著者が共産主義の国や地域をじっさいにたずねて、そこで見聞した社会のありかたを語った本です。ただし、ソヴィエト連邦を構成する共和国、ティトー以来ソ連から距離を置いて独自路線をあゆんできたユーゴスラヴィアの一国、そして世界ではじめて選挙によって共産主義の地域社会を実現した南インドのケララ州と、それぞれ異なる背景をもっています。 そうした事情の異なる国と地域をめぐることで、共産主義のじっさいのすがたを見ることが著者のねらいだったのだろうと思われます。ただし、著者は旅先でしばしば社会学的な関心にもとづく問題を提起し、それぞれの国と地域に暮らす人びとに質問を投げかけていますが、あくまで旅人としての印象記の範囲を出ることはなく、実証的な分析がなされているわけではありません。しかし、それだけにかえって、努めて冷徹なまなざしで事実をつかみとろうとする著者の姿勢が強く現われ出ているようにも感じます。 そのほかにとりあげられている国は、フランス、イタリア、オーストリア、ドイツ、メキシコ、インド、イギリスなどです。ヨーロッパの思想や文学、芸術に造詣の深い著者らしい洞察が随所に見られます。

Posted by ブクログ