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加藤周一著作集(4) 日本文学史序説 上
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 1979/06/01 |
JAN | 9784582365047 |
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加藤周一著作集(4)
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加藤周一さんの書く理路整然とした 文章が好きだ。 日本文学史を古事記・日本書紀から江戸初期の 本阿弥光悦の頃までを上巻に書いた。 文学史を勉強してきた背景のない 私にとってはなかなかに厳しい内容では あったが、難しすぎるところは 拾い読みをしつつ読了。 古事記などは地方伝承の...
加藤周一さんの書く理路整然とした 文章が好きだ。 日本文学史を古事記・日本書紀から江戸初期の 本阿弥光悦の頃までを上巻に書いた。 文学史を勉強してきた背景のない 私にとってはなかなかに厳しい内容では あったが、難しすぎるところは 拾い読みをしつつ読了。 古事記などは地方伝承の神話の断片に宮廷や民間に知られた歌謡を織り込み、大陸文芸の修辞・史書の形式・儒教思想を加えて整理したとある。編者を評価している。 丹後国風土記の語る浦嶋子では大陸の伝説の影響を大きく受けていることの評価も面白かった。 日本霊異記にある中巻、第二十五の鬼の話はとても興味深かった。これは地獄の沙汰も金次第の語源ではなかろうかと思ったがどうなのだろう。 加藤氏の竹取物語の構成への評価がすごい。きちんと読み直してみよう。 あとがきによれば、下巻のボリュームがすごいとある。読み切れるか自信はないが、上巻を読めたのでチャレンジしてみるか。
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