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バッキンガム宮殿のVIP 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2017/11/22 |
| JAN | 9784488255077 |
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バッキンガム宮殿のVIP
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イギリスのスパイ、マギー・ホープシリーズの6作目。 1942年。戦時下のイギリスは出兵した男性に代わり、女性が社会に出て働き始めるようになる。 そんな新しい風潮の中、イギリスの戦勝を信じて工作員として活躍するべく訓練を受けた若い女性を襲う連続殺人事件が起こる。「切り裂きジャック...
イギリスのスパイ、マギー・ホープシリーズの6作目。 1942年。戦時下のイギリスは出兵した男性に代わり、女性が社会に出て働き始めるようになる。 そんな新しい風潮の中、イギリスの戦勝を信じて工作員として活躍するべく訓練を受けた若い女性を襲う連続殺人事件が起こる。「切り裂きジャック」の再来? マギー・ホープはスコットランドヤードと結託して事件にあたる。 マギー・ホープシリーズは、人種や階級などいろんな種類の差別に抗うのが軸なのだが、今回は女性差別。描かれる男性から女性に対する嫌がらせは今の日本でも「あるある」である。 奮闘するマギーを応援したり、一緒に憤ったり。 「だけど、何が一番頭にくるかって(中略)これだけいろんな、ありとあらゆることを切り抜けてきたっていうのに、わたしたちをこんな目にあわせたやつがナチじゃなかったってこと。ったく、同胞の人間だなんて。」 襲われ、ぎりぎりの状況で悪党を撃ったマギーは、駆けつけたスコットランドヤードの男性に「もう大丈夫だ」と抱きしめられるが、抱きしめられながら悪党の血を両頬と額に塗る。 「これでわたしは、ハンターになったんだ」 ・・・このシーンに痺れた。 作中、ウールトン・パイやイラクサのワインが出てくる。 戦時下で考えられたイギリス料理。どんなだろう? 表紙のイラストが表すほどライトノベルじゃないんだけどなぁ。 そこだけが残念。 そして、「ここで終わる!?ほんまに!?なんで!?」というところで次巻に続く。
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1942年のロンドン、第二次世界大戦真っ最中です。 職業婦人…それもこれから対ナチ工作のために働こうとする女性ばかりが惨殺される事件。 犯人はてっきりアイツだ!と思ったのに、途中から、あれ?あの人も怪しいとか…でもあっちの人間と何か繋がりがあるかも?とか、いろいろと想像たくましく...
1942年のロンドン、第二次世界大戦真っ最中です。 職業婦人…それもこれから対ナチ工作のために働こうとする女性ばかりが惨殺される事件。 犯人はてっきりアイツだ!と思ったのに、途中から、あれ?あの人も怪しいとか…でもあっちの人間と何か繋がりがあるかも?とか、いろいろと想像たくましく読みました。
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シリーズ第六弾。 ロンドンに帰ってきたマギー。 特別作戦執行部(SOE)で事務仕事をしながら、異父妹・エリーゼがドイツの強制収容所から救出されて、再会できるのを心待ちにしています。 そこへMI-5(軍情報部五課)の長官・フレインから殺人事件の捜査に協力してほしいと頼まれて・・・...
シリーズ第六弾。 ロンドンに帰ってきたマギー。 特別作戦執行部(SOE)で事務仕事をしながら、異父妹・エリーゼがドイツの強制収容所から救出されて、再会できるのを心待ちにしています。 そこへMI-5(軍情報部五課)の長官・フレインから殺人事件の捜査に協力してほしいと頼まれて・・・。 女性ばかりを狙い、“切り裂きジャック”を模倣した連続殺人犯を追うことになったマギー。 スコットランドヤードのダージン警部と行動を共にすることになるのですが、このダージン警部、無愛想ですがキレ者で紅茶好き・・・“こ、この要素は、某漫画の某兵長を彷彿とさせるよね( ゚д゚)ハッ!”と、いう事で(?)勝手にダージン警部推しで読み進める私。 このシリーズは第二次世界大戦が舞台なのですが、戦時下というテーマと共に時代背景ならではの問題も取り上げられていて、今回は“女性差別と暴力”に焦点があてられています。 マギーも周囲のモラハラ男たちに立ち向かいながら、連続殺人犯“ブラック・ビースト”を捕まえる為に、自ら囮になって捜査に尽力して、頼もしい限りです。 犯人の予測は割と簡単についちゃう感じですが、やはり相手がサイコなので、無事逮捕できるかハラハラしました。 一方、マギーの異父妹・エリーゼですが、登場当初は優しいお嬢様という感じだったのに、強制収容所で過酷な日々を送っているうちに、すっかり“ど根性娘”になっていました。 自分の意思を貫き通す頑固さは、姉のマギーと通ずる部分がありますね。 で、そのエリーゼが、せっかくSOEに救出されたのに、到着したフランスで行方をくらましてしまったのですよ~。 マギーはエリーゼと再会できるのでしょうか・・・。 さらに、フランスにはマギーの親友サラと元カレBのヒューがスパイとして潜入しようとしているところ。 (因みに元カレAのジョンは、ロサンゼルスにてウォルト・ディズニーと仕事をしていて今回登場せず。) と、いうことで、マギーがフランスに乗り込もうとしているところで、本作はここまで! 次作はどのような展開になっているのでしょうか?続きが気になります~。
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