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決断。 全盲のふたりが、家族をつくるとき
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/11/18 |
JAN | 9784120050251 |
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
全盲の弁護士とピアニストの二人が結婚して目の見える二人の子供を育てている。 目が見えている立場からは想像も出来ないような生活ですが、お二人とも不便さを感じることがあっても前向きに人生を楽しんでいます。 「障害は不便だけど不幸じゃない」というしょうがいの言葉を聞いたことがありま...
全盲の弁護士とピアニストの二人が結婚して目の見える二人の子供を育てている。 目が見えている立場からは想像も出来ないような生活ですが、お二人とも不便さを感じることがあっても前向きに人生を楽しんでいます。 「障害は不便だけど不幸じゃない」というしょうがいの言葉を聞いたことがあります。 人の数だけ色々な人生がある。 幸せのかたちも色々あるのだから幸せか不幸は周りじゃなく自分で決めればいいんですよね。
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全盲の弁護士である大胡田誠さんとその妻で音楽家の亜矢子さん。お2人が家族を築くまでの出来事をそれぞれの目線と思いとともに綴る。 視覚障害を抱えたお2人の人生は常に葛藤と決断の連続だったと思わされる。身体的・精神的に出来ることと出来ないことを選り分け、ときには誰かの制止を振り切っ...
全盲の弁護士である大胡田誠さんとその妻で音楽家の亜矢子さん。お2人が家族を築くまでの出来事をそれぞれの目線と思いとともに綴る。 視覚障害を抱えたお2人の人生は常に葛藤と決断の連続だったと思わされる。身体的・精神的に出来ることと出来ないことを選り分け、ときには誰かの制止を振り切ってときには誰かの助けを受けながら、挑戦を繰り返し可能性と幸せを積み重ねていったことが分かる。進路や恋に悩み、見えないからこそ不安だったり喜びだったりを感じる2人の交互の視線は恋愛小説のようだ。一方、前著「全盲の僕が弁護士になった理由」では語られなかった母の自殺や結婚までのすれ違い、流産は読んでいて胸を抉られるような気持ちになる。 子供時代に亜矢子さんが先生から言われた一言、「眼が見えないのだから看護師には絶対になれない」というエピソードは、教育には優しいと厳しさを併せ持って真摯に向き合う姿勢、子供の才能を信じ切る気持ちが必要なのだと感じさせられた。 現在こころちゃんと響くん、2人の子供を抱えて幸せな家庭を育まれている姿は人生の素晴らしさを教えてくれ、勇気をくれる一冊であった。
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全盲のハンディを克服し弁護士になった男性と、武蔵野音大を卒業、声楽家になる夢を叶えた女性。出会って子を持つまでの奇跡の愛
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