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兼好法師 徒然草に記されなかった真実 中公新書2463
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2017/11/18 |
| JAN | 9784121024633 |
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兼好法師
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商品レビュー
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https://note.com/futen_seisuke/n/nf5ee07afa58d 兼好は鎌倉時代後期に京都・吉田神社の神職である卜部家に生まれた。六位蔵人・左兵衛佐となり朝廷に仕えた後、出家して「徒然草」を著す――。この、現在広く知られる彼の出自や経歴は、兼好没後に捏造されたものである。著者は同時代史料をつぶさに調べ、鎌倉、京都、伊勢に残る足跡を辿りながら、「徒然草」の再解釈を試みる。無位無官のまま、自らの才知で中世社会を渡り歩いた「都市の隠者」の正体を明らかにする。 目次 はしがき 第一章 兼好法師とは誰か 第二章 無位無官の「四郎太郎」――鎌倉の兼好 第三章 出家、土地売買、歌壇デビュー――都の兼好(一) 第四章 内裏を覗く遁世者――都の兼好(二) 第五章 貴顕と交わる右筆――南北朝内乱時の兼好 第六章 破天荒な家集、晩年の妄執――歌壇の兼好 第七章 徒然草と「吉田兼好」 参考文献
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実は今興味があって『徒然草』を細々と読んでいるのだが、その作者である兼好法師について知っておこうと思い買った本。 しかし読んでみて仰天した。いつかのニュースか何かで、今の教科書では「吉田兼好」は使わずに「兼好法師」になっている、と見聞きしたのはうっすらと覚えていたんだけど、その理...
実は今興味があって『徒然草』を細々と読んでいるのだが、その作者である兼好法師について知っておこうと思い買った本。 しかし読んでみて仰天した。いつかのニュースか何かで、今の教科書では「吉田兼好」は使わずに「兼好法師」になっている、と見聞きしたのはうっすらと覚えていたんだけど、その理由はこれだったのか。詳細は読んで確認して欲しいけど、もし著者の説が正しいのだとしたら、よくもまあこんなデタラメをやったものだと逆に感心したくなったよ。たぶん500年以上にわたって日本人を騙して続けてきたのだろうから。 正直この件のインパクトが強すぎて、初読直後は中盤の兼好の人となりの記述が霞んでしまった感はあったんだけど、読み返すとこちらも資料に対する分析には説得力があるように思えた。兼好が生きた時代の状況もよく分かったし、知的好奇心を刺激してくれたという意味においても個人的には十分満足できた一冊。 新書はどれもこれくらいのレベルのものを目指して欲しいね。
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巷間に流布する「吉田兼好」の出自・経歴を没後捏造されたものとし、同時代資料から丹念に情報を抽出することで、その実像へと迫る一冊。再構築されていく人物像も興味深いが、その背景となる当時の世相が面白い。
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