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謹訳 源氏物語 改訂新修(三) 祥伝社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2017/11/15 |
| JAN | 9784396317232 |

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謹訳 源氏物語 改訂新修(三)
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謹訳 源氏物語 改訂新修(三)
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
明石の君という知っている女性が出て来て、さらに田舎っぽい自分に自信が持てない明石の君の気持ちに共感できて、俄然面白くなってきた。 ずっと、いけ好かないと思っていた光源氏のことも、なぜこんな行動を取るのか知りたい、何だか可愛いと思えてきた。
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源氏物語を読む二周目。 昨年読んで、一番面白かったと感じた「須磨」、「明石」。 天皇の代替わりによる勢力図の変動によって、身に降りかかる災いを最小限にするために自ら都落ちする源氏。 京に残した女性たちには未練たらたらであったのに、須磨に着くなり、いつか自分の娘を一流の男性に差し出...
源氏物語を読む二周目。 昨年読んで、一番面白かったと感じた「須磨」、「明石」。 天皇の代替わりによる勢力図の変動によって、身に降りかかる災いを最小限にするために自ら都落ちする源氏。 京に残した女性たちには未練たらたらであったのに、須磨に着くなり、いつか自分の娘を一流の男性に差し出そう、そうして娘の人生を豊かなものにしてやりたいと考える明石入道というおじさんに出会い、当然のようにそのお宝の娘といい仲になってしまう。 けれど朱雀天皇が体調不良で退位するとなって、京に戻ってもよさそうになると、すぐに戻って、京に置いてきた女性連との関係修復に暇がなくて、明石の姫のことも放置! 源氏の落ちぶれて自信なさげな時と、復活して改めてサイテー男っぷりを惜しげもなく晒す時のギャップに萌える巻。
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須磨~松風までの巻。都を離れた源氏がまた都に帰ってくるまでが描かれている。なんの罪のないのに…と言っているけれど、いやいや自分で蒔いた種でしょ? と思ったのは私だけだろうか。 明石の君もなかなか素敵なヒロインで、田舎で箱入りに大事に大事に育てられたのに、源氏のような身分の者には...
須磨~松風までの巻。都を離れた源氏がまた都に帰ってくるまでが描かれている。なんの罪のないのに…と言っているけれど、いやいや自分で蒔いた種でしょ? と思ったのは私だけだろうか。 明石の君もなかなか素敵なヒロインで、田舎で箱入りに大事に大事に育てられたのに、源氏のような身分の者には、自分なんか大した事ないに違いない、と思っている様が浮ついていなくて最初から好印象だった。 でも、そんな彼女でもやはり源氏と恋仲になり、自分の身の上もおぼつかないままに契りを交わしてしまう。このあたりが紫式部の本当に絶妙な匙加減であり、まったく思いのままにいかないリアルである。源氏に都に来なさい、丁寧にもてなしてあげるから、と言われてもかたくなにそれに応じず近親の屋敷に落ち着くところなども、最高にリアルだ。源氏を頼るしかないのに、ぜんぜん頼りにできないのだ。 それにしても、源氏物語を読んでいると、紫の上がかわいそうでならない。 源氏に頼らなければどうにもならないのは紫の上も同じだけれど、彼女はそのレベルが違う。源氏を好きになるしかないし、浮気だってその結果生まれた子供だって、彼女は許して受け入れるしかないのだ。そうでないならば、彼女は生きていくすべがない。源氏と紫の上の関係は、紫の上があまりに不利である。 一方で、末摘花のようになんのとりえもなく、なんの素養もない人間が源氏のおかげでようよう生きていけているというのも皮肉である。 彼女は美しもなければ教養もセンスもない、本当にないない尽くしで書かれているのがリアルで、私はこういう女性像を紫式部がちゃんと書いてくれているのが嬉しい。 どのような道を選んだとしても人間の悩みはつきず、どのような人間に生まれついても悲しみは絶え間なく襲ってくる。それでも運不運はあるというのが残酷である。
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